会社員として働いているが、よりステップアップするために大学院にて学びたいという人は少なくないではないでしょうか。

会社員として働いているが、

よりステップアップするために大学院にて

学びたいという人は少なくないではないでしょうか。

終身雇用は崩れつつあり、

コロナの影響によって不況が続くことが

予想されますから

スキルアップの重要性は高まっています。

しかし、「働きながら学ぶのは難しそう」

とお考えではないでしょうか。

社会人になると時間の捻出が難しいですよね。

そんな方のために社会人大学院があります。

社会人大学院なら働きながらキャリアアップが可能です。

本記事では、学び直したい社会人向けに

社会人大学院の現状や

メリットについて紹介していきます。

どんな人が社会人大学院で学んでいる?

近年では、性別や年齢、学歴に

偏りなく社会人大学院にて

学ぶ人が増えてきています。

社会人大学院で学んでいる人の属性を

データを元に見ていきましょう。

参考:「社会人の大学等における学び直しの実態把握に関する調査研究」

まず、

社会人大学院で学んでいる方の性別を見ると、

男性と女性の割合があまり変わらないことがわかります。

スキルアップを通して社会進出する女性が

増えてきていることの表れではないでしょうか。

参考:「社会人の大学等における学び直しの実態把握に関する調査研究」

次に年齢を見ますと、30歳以上35歳未満が17.7%、

35歳以上40歳未満が17.4%となっており、

30代が最も多くなっていますが、

40代や50代の割合も少なくなく、

幅広い年齢層が社会人大学院で学んでいます。

キャリアアップやキャリアチェンジだけでなく、

退職後の仕事や趣味・教養のためにも

社会人大学院を活用されているものと考えられます。

参考:「社会人の大学等における学び直しの実態把握に関する調査研究」

最後に学歴を見ますと、

大学卒の人の割合が一番高くなってますが、

高卒の人の割合も少なくありません。

実は、一部大学院では高卒だとしても

入学できるコースがあるのです。

「自分は高卒だから社会人大学院への入学はできない」

と諦めている方は、

高卒でも入学可能な

社会人大学院をチェックしてみましょう。

社会人大学院に通うメリットとは?

本章では社会人大学院に

通うメリットについて紹介していきます。

会社員として働きながら学べる

社会人大学院では、

夜間や週末だけの通学で単位を

もらえるコースが少なくないので、

会社員を辞めずに通学・卒業することは可能です。

大学院に通うために会社を辞めるとなると、

無収入となったり、再就職が難しくなったり

する問題を抱えてしまいますが、

働きながらの通学ならそうしたリスクも回避できます。

スキルアップできる

文科省の調査によると、

アンケート対象となった会社の63%が

「本社におけるグローバル人材育成が

海外事業展開のスピードに追いついていない」

※1

と回答しています。

社内だけで人材を育成する余裕のない企業が多く、

社内の教育だけでは

満足にスキルアップできない現状があります。

社会人大学院をうまく活用して、

自分から積極的にスキルアップし、

仕事に活かすことができれば、

社内評価をより上げることができるでしょう。

キャリアアップ・キャリアチェンジが可能

社会人大学院を卒業すれば

高度な専門教育を受けたことの証明となり、

キャリアアップ・キャリアチェンジが

しやすくなります。

例えば、シンクタンク系や研究職、

コンサルティング業務、外資系企業などは

MBA・MOT取得者が評価される傾向にあります。

その他では、

会計専門職大学院や法科大学院も人気であり、

一部大学院では社会人が働きながら

卒業できるコースがあるので、

社会人をしながら公認会計士や

弁護士を目指したいという人にはおすすめです。

人脈・コミュニティが広がる

社会人大学院に通うことで

様々な経歴を持った人と出会えるので、

人脈やコミュニティを広げることができます。

社内での人間関係だけではなかなか得られない

情報の入手や価値観の共有が可能です。

また、将来的に起業を考えている人にとっても、

大学内で人脈やコミュニティを広げておけば、

起業仲間が見つかったり、

起業後にビジネスマッチング

しやすかったりするかもしれません。

働きながら学び会社に依存しない生き方をしよう

一部大企業にて

ジョブ型雇用が導入されたように、

専門スキルの習得がより重要となりつつあります。


大手通信会社の「KDDI」は、

正社員を対象に今年の夏から

「ジョブ型雇用」を導入すると発表しました。

「ジョブ型雇用」とは、

年功序列などではなく、

仕事の質や成果をより評価する人事制度のことです。

※2


専門スキルを身につけ、

いろんな会社を渡り歩いたり、

フリーランスとして活動したりすることが

当たり前の時代となるかもしれません。

終身雇用は崩れつつあり、

定年も65歳より上となる可能性が

高くなっています。

そんな時代だからこそ

自分から積極的に学ぶ姿勢が

大事となっていくでしょう。

何かを学ぶのに遅いということはありません。

実現したいキャリアや人生設計があるのなら、

社会人大学院を検討してみてはいかがでしょうか。

参考文献

※1文部科学省「社会人の大学等における学び直しの実態把握に関する調査研究」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1371459.htm

※1文部科学省「経営系大学院を取り巻く現状・課題について 」
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/085/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2018/01/29/1400609_04.pdf

※2Yahoo「KDDIが「ジョブ型雇用」導入」
https://news.yahoo.co.jp/articles/33b27c8a3d4ce82dd1e9b9a7900b5e6b535c46f8

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