2-2 ブレをなくすビジョンの重要性と作り方
こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、ビジョンや目標を決めることの重要性を解説していきます。
自分や自分の会社にビジョンはありますでしょうか?
ビジョンを決めていなければ、行き先が定まらずフラフラしながら進んでいる状態で、目的を見失い破産や倒産する可能性が高くなります。
今回の記事では、僕自身や自社のビジョンを具体例としながら解説しますので、皆様も参考にしながらビジョンを作りブレないで進んでいきましょう。
ビジョンや目標を決めることの重要性
日本で独立や起業をしても、9割ぐらいの人が3年間も続きません。
それは、きちんとしたビジョンがなく軸がふわふわしているからです。
ビジョンをちゃんと決めることで、自分たちの領域、パーソナルプラットフォームにどんなことを求めるか判断ができます。だから、ブランド戦略とかパーソナルプラットフォーム戦略の基盤、最初のビジョンが大事です。
家で言えば土台のことです。土台がしっかりしていないと欠陥住宅になり、家が崩れてしまいます。このパートをスキップしてしまうと、先々どこかで立ち行かなくなる可能性が高くなります。
僕も実際に業務が複数のトラブルで行き詰ってしまい、どうにもならない状態に追い込まれたことがあるので、皆様は必ず最初にビジョンを持ちましょう。
ビジョンとは
ビジョンとは、将来の見通しや将来の構想のことです。個人のビジョンは、将来自分がどんな風になっていたいのか未来像を描きます。そうすれば、今は自分がどうすれば良いのか明確になり、混乱しなくなります。
会社のビジョンは、未来にどのようなことを実現したいのかということです。ビジョンを持つことで、社員全員が目指す行き先が示され、仕事の判断軸になり目標が達成しやすくなります。また、お客様にもどんな会社なのか分かりやすくなり、判断しやすくなります。
ゴールデンサークルとは
ビジョンを考える時に知っておきたい理論が、ゴールデンサークルです。自分や自分の会社の情報をお客様などに伝える時に、商品やサービスの魅力は伝えますが、なぜその商品やサービスを作ったのか、会社のビジョンに関することを伝えることがあまりありません。
その、「なぜ」を最初に伝えることで、お客様の心がつかみやすくなるということが、ゴールデンサークル理論です。だからこそ、ビジョンを持つことはとても重要です。
ビジョンは3年後まで見通す
ビジョンは3年後ぐらいまで見通した方がいいでしょう。なぜ3年かというと、ほとんどの人がコロナがはやるなんて思ってなかったように、1年先の未来でも未確定だからです。5年先、10年先を見ようという人もいますけど、そんなに先のことは中々決められません。
ただ、1カ月後のビジョンを見ようというのは短絡的すぎます。それはビジョンじゃなくて、来月の目標です。例えば、1年先は指数関数的に年商を倍にしたいからこういう施策をやっていこうか、というのは戦略です。
とりあえず、3年ぐらい見ておきましょう。それ以上先を見ても仕方ないですし、1年ごとに変えるのは大変なだけです。
ビジョンの実例
僕が、3年前に作ったビジョンです。3年後ぐらいに自分がどうなっていたらいいか、パーソナルプラットフォームを作ったことでどうなったかを考えて作りました。
・パーソナルプラットフォームを作ったおかげで、毎日好きな時間に子どもや妻と過ごすことができている。
・占い師の集客専門家として、オンラインビジネス業界では後発ながら本当に高く評価してもらっている。
・ビジネスが成り立つ最低ラインのお金を確保したら、あとは単にお客さまに良い物、というので、新たなハードルにどんどん挑戦している。
・キャッシュフローや請求書の支払いに煩わされることもなく、設備投資を進めて、より顧客満足の高い講座づくりを追い求めることができている。
僕は3年前にこれを考えて、実現しています。
ちなみに、当社で3年前に「不労所得で30万円もらってタイで暮らす」という個人のビジョンを描いた人がいましたが、コロナで実現できませんでした。
3年後ですら、コロナで駄目になりタイでは暮らせなかったのですから、10年先はふわっとしていて無理です。
タイもふわっとしたイメージで、とにかく自由で物価が安く経済成長する国に行きたいと思って考えたみたいでした。
あまりにも荒唐無稽だと駄目ですけど、ある程度はビジョンとして持っていた方がいいです。
ビジョンを決めて実現に向けて進んでいこう
今回の記事は以上です。
最初にビジョンを決めることは、軸を作りブレずに進んでいけるためとても重要です。ビジョンを持たないということは、行き先を決めずにお客様や社員を船に乗せて航海に出るようなもので、自分だけではなくお客様や社員も戸惑って不安になってしまいます。
あまり先のことを決めてもフワフワしてしまうので、3年後を目安に自分が将来どのようになっていたいのか考えてみましょう。皆様も、まずは思いついたことを箇条書きでも何でもいいので、打ち出してみることが大事です。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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