3-6自己満足ではなくお客さまが求めていることを提供する

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、自己満足の商品やサービスを提供するのではなく、お客さまが求めていることを提供していくことの重要性を解説します。

 商品やサービスは、どんなに自分が良い物を作ったと思っていても、お客さまが求めていなければ売れません。お客さまが求めていることを考えてから、どのように商品やサービスを作ったら良いのか考える必要があります。

 商品やサービスがあまりない時代とは違い、現在は商品やサービスがあふれていて売るのが難しい時代です。だからこそ、余計にお客さまの求めている商品やサービスを提供することが大切です。

 今回の記事では、当社の例を使用しながら解説していきますので、参考にしながらお客さまの求める商品を提供していきましょう。

イラストを依頼したときの話

 当社では、ココナラでイラストを公開依頼して、イラストレーターさんに応募していただいたことがあります。このときに当社が求めていたのは、声から判断してほしいことと、よく読んで質問に答えてほしいということでした。

 しかし、経歴を言ってきたりとか、自分が書いている物を全部出してきたりとかする応募者が多くいたのですが、こういう応募者は当社の依頼以外でも受注できません。

 なぜなら、お客さまが求めている答えは言わずに、自分のしゃべりたいことを言っているからです。これを理解しているだけで受注状況が全然変わってくるでしょう。

自分に求められているのは何か

 僕も、違う内容について書きたいこともありますが、まずは商品を作りたい、皆様のニーズを知りたいと思っているからこそしている部分があります。

 例えば、ここからサウナはビジネスと関係があるという話を延々とし続けたら、いかがでしょうか。サウナは、頭がスッキリしてアイデアが生まれやすく、リラックス効果で生産効率が上がります、などと続けていたら読むことをやめる人も多いでしょう。

 それは、皆様が知りたいと思っている情報ではないからです。皆様が僕に求めているのは商品作りについてです。

プロダクトアウトとマーケットイン

 自分がしゃべりたいことを言っているだけなのか、それともお客さまが求めていることを言っているのかということは、マーケティングではプロダクトアウトマーケットインという用語につながっていきます。

プロダクトアウトとは

 プロダクトアウトとは、企業が先に作りたい商品を考えてから、どのように販売するか考えていく方法です。AppleのiPhoneやiPadのように、今までにない革新的な商品を作る場合に用いられます。

 企業側が、新しい提案をしてお客さまに訴えかけていきます。勘違いしてはいけないのが、新しい提案をしてもお客さまが求めていなければ売れないので、お客さまが求めていることも考えているということです。

 プロダクトアウトは難しく、ビジネス経験があまりない人には向きません。AppleもiPhoneなどを発売する以前からヒット商品があり、経験豊富だからこそできるのです。

マーケットインとは

 マーケットインとは、お客さまが求めていることを考えてから、どのように作るか考えていく方法です。商品があふれている時代では、お客さまが求めていることを重視して商品を作ることが大切です。

 ビジネス経験があまりない人は、マーケットインで商品を作りましょう。お客さまが求めていることをリサーチして、商品を作ったほうが簡単にできます。お客さまに提供して、フィードバックを受けながら修正していくことが大事です。

SNSなどにはお客さまが求めている情報を出す

 占い師さんの場合、誰々さんの弟子ですとか、どこに所属していますとかは、お客さまからすると知りたい情報ではありません。

 占い師さんのファンになり、その人の深い部分を知りたくなったり、その人みたいな占い師さんになりたいと思ったりしたら興味が湧きますが、恋愛に困っているお客さまからすると、どこに所属しているかとか、どんな占術を使うかは関係ありません。

 そうすると、SNSやホームページに出す文言も変わってきます。自己紹介に載せておくのはいいですけど、一番上に持っていくのは駄目です。

 例えば、当社のSNSやホームページに訪問してくれる人たちが知りたいことは、初心者なのに売り上げが上がっている人とベテランなのに売り上げが上がっていない人の、たった一つの違いとは何なのか、ということです。

 僕がどこの学校に所属していたとかはどうでもいいことで、一番初めに僕のその情報があったら、ほとんどの人はブラウザをバックします。僕は、お客さんが知りたい情報を届けたいと思って作っています。

マーケットインで考えて商品を作る

 僕は、ほとんどがマーケットインです。この記事も、実際にお客さまのニーズから作っています。占い師の集客支援専門家も、最初に霊能者さんや電話占い師さんが来てくれたことから始めました。

 当社設立は、ニーズがありクラウドファンディングで立ち上げました。人に何かを教えたい、講師をやりたいという気持ちがあったので、アドバイスをして人の悩みを解決していたら、いつの間にかここにたどり着いていたという感じです。

 ビジネスで商品を出すことになると、自分の言いたいことを最初に出してしまったり、自分本位で考えてしまったりする人が多くなります。

 ちなみに、僕がマーケットイン以外でやったことは全部失敗していますので、皆様も本当に気を付けてください。

 お客さまが求めていることを知る手段は、アンケートをしたり、インターネット検索してみたり、お悩みサイトで調べたりなど、たくさんありますのでお客さまのニーズを把握してから作りましょう。

お客さまのニーズに応える商品やサービスを作ろう

 今回の記事は以上です。

 自己満足で商品やサービスを作っても、売れなければ意味がありません。お客さまが求めていることを事前にリサーチしてから商品やサービスを作り、実際に提供してからお客さまの反応や売れ行きをみて対応していきましょう。

 初心者や売れる商品のない人は、とくにマーケットインの考え方で商品を作りましょう。自分本位ではなく、ビジネスはお客さまのためにおこなうことだという考え方を身に付けられます。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

投稿者プロフィール

アインライター部門
アインライター部門
一般社団法人アイン専属のライター部門です。

「月収1万ど素人占い師が瞬時に売れっ子占い師に生まれ変わる10の秘密」

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