3-8ファーストペンギン戦略とセカンドペンギン戦略
こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、ファーストペンギン戦略とセカンドペンギン戦略について解説します。
皆様は、ファーストペンギンやセカンドペンギンという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
これは、動物のペンギンから例えられたビジネス用語で、これからココナラ・Kindle・Udemyなどのオンラインコンテンツビジネスを始める場合に知っておいたほうがいい言葉です。
ファーストペンギン戦略とセカンドペンギン戦略を理解できれば、成功する近道を理解できたことと同じですので、是非皆様も今回の記事を参考にして商品やサービスを販売していきましょう。
ファーストペンギンとセカンドペンギン
ファーストペンギンとセカンドペンギンは、ペンギンの習性に由来する言葉で、ビジネス戦略としても使用されます。
ファーストペンギンとは
南極にいるペンギンは、氷上で集団生活しています。魚などのエサを取りに水中に行きたいのですが、水中にはアザラシやシャチなど天敵がいて食べられてしまうおそれがあります。
そこで、集団で水中に飛び込まずに、まず一羽だけ飛び込み安全を確認してから他のペンギンが飛び込みます。この、最初に飛び込むペンギンをファーストペンギンと呼びます。
ファーストペンギンは、最初に海に飛び込むのでエサは取り放題ですが、天敵に捕まるおそれもあり、ハイリスクハイリターンです。それをビジネスに例え、新しい市場に勇敢に飛び込んでいく人や企業をファーストペンギンと呼び称えられます。
ちなみに、ペンギンにはリーダーがいるわけではなく、実際は押し合ってたまたま一羽が落とされていることが多いようです。
セカンドペンギンとは
セカンドペンギンとは、ファーストペンギンが海に飛び込み、安全なことを確認してから飛び込むペンギンのことです。
ビジネスでも同じく、ファーストペンギンが新しい市場に飛び込み、成功していることを見てから飛び込む人や企業をセカンドペンギンと呼んでいます。
セカンドペンギンが続いていくことによって、市場が拡大されたり、継続されたりするので、ファーストペンギンにとっても必要な存在です。
ファーストペンギンは狙わないほうがよい
どの業界でも、ブルーオーシャンを狙うとか、ライバルがたくさんいて駄目です、という人はいます。占い師さんでも、周りのライバルが多すぎてどこから手を付けていいか分からないという人もよくいます。
氷の上から最初にバシャーンって飛び込むペンギン、これがファーストペンギンです。
ファーストペンギンになり、誰もいないところに最初に飛び込んでいこうとか、ブルーオーシャンを狙おうってみんな言いますけど、そこにお客さんがいるかどうか分からないので、狙わないほうがいいです。
当社でも昔は一時期、ファーストペンギンを狙っていたことがありましたが、何が成功で何が失敗かノウハウもないし、海じゃなくて水たまりの可能性もあるので、結局はやめました。
セカンドペンギンで攻略する
ファーストペンギンはアザラシやシャチに食べられてしまう可能性があります。それを見て、あそこは危ないから、こっちに飛び込もうというのがセカンドペンギンたちです。
先輩たちの通ってきた道があるから、その後ろにくっついていけたり、その通ってきた道が間違っているなと思ったら別の方向に進んでいけたりできます。先輩たちの失敗を見て改善できるところがセカンドペンギンのいいところです。
ココナラでも、周りの売れている人たちを見て、ここをもうちょっとこうしたほうがいいなとか、これをまねしたほうがいいなっていうふうにして販売ページを作ります。
Kindleもそうです。レビューを見たりして、もうちょっとこういうふうにしたほうがいいなとか、こういうニーズがあるんだなっていうので作ったりします。Udemyも含めて、全部周りの売れている人たちや、お客さまの意見を参考に改善しながらやっています。
当社は、ファーストペンギンはやっていないし、ブルーオーシャンも狙っていません。むしろ、ライバルがいるところにあえてセカンドペンギンで乗り込んでいく感じです。そのほうが、お客さんがいることが分かりますし、売れる可能性も分かります。
占い師の集客支援専門家も、占い師さんや霊能力者さんから相談が来たときには、すでにファーストペンギンがいて、競合を調査した結果、値段が高いし、もうちょっと細かくシステマチックに教えたほうがいいと思い、改善しながらやってきました。
ファーストペンギンで狙ったほうがいい場合もあります。しかし、セカンドペンギンとして、ファーストペンギンよりも結果を出せるように頑張っていったほうが、結果的に売り上げがアップしますし、あのAmazonやappleもセカンドペンギン戦略で大きくなった会社です。
ファーストペンギンは強いペンギンの戦略
ある程度のところまで来た段階で、資本力や高度な知識、新しい技術がある状態でファーストペンギンを狙うのは構いませんが、資本力も知識もノウハウもない状態でファーストペンギンになると大体アザラシやシャチに食べられてしまいます。
ファーストペンギンは、ある程度強いペンギンだからこそできる戦略です。荒海の中を一人で泳いでいけるならファーストペンギンでもいいですが、大体は後ろを付いていったほうが勝ちやすいです。
セカンドペンギンで成功に近づこう
今回の記事は以上です。
ファーストペンギンは、成功すれば大きな利益が得られ、注目も集めるので狙いたくなる気持ちも分かりますが、あまりにも危険ですので、セカンドペンギンで危険をなるべく避けながら成功に近づいていきましょう。
ココナラ・Kindle・Udemyで販売するときも、周りの売れている人たちを参考にしながら販売していくことが、成功の近道です。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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