5-11お客さまを惹きつけるAmazon販売ページの作り方
こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、Kindle本を出版するときに重要なAmazon販売ページの作り方を解説します。
皆様は、本屋さんで紙の本の何を見て購入するかどうか判断しますか?
紙の本の場合は、表紙だけではなく、手に取って裏表紙やあらすじ、目次、そして本の中身を自由に読んで判断できますが、電子書籍では試し読みはできても最初の数ページだけで、ほとんど前書きだけしか読めず、内容がわかるとは言えません。
電子書籍では、まず販売ページにある本の内容紹介を見て読者は購入の判断をします。販売ページは、紙の本の裏表紙やあらすじ、目次などと同じく読者に第一印象を与えるとても重要な部分です。
今回の記事では、当社が実際にKindleで出版した本を例にして、Amazon販売ページの作り方を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
内容紹介文の書き方のポイント
KDPで本の詳細を登録するときに本の内容紹介を入力しますが、Amazonの販売ページにそのまま表示され、読者に対して導入部のオファーになりとても重要です。読者は、内容紹介文を読んで第一印象が決まるので、魅力的な内容紹介を書く必要があります。
本の中身は、買う前に見られないので読者は表紙と販売ページで判断します。どんなコンテンツでも、オンライン上では販売ページしかありません。全ての要が販売ページにあります。売れる商品イコール、パッケージングです。
構成を組む
内容紹介文は目次だけでもかまいませんが、できればその前に内容紹介や、プレゼントがあればプレゼント、ターゲットなど、ココナラなどと同じく構成を組んであげると、販売数が上がります。
当社が、ココナラのサービス情報で組んでいた構成は以下の通りです。Kindle用にアレンジしながら構成を考えます。
- 限定性 (期間や範囲を限定にしてお客さまの購買意欲を上げます)
- 前置き (コピーライティングは、最初の1、2行がとても大事)
- 概要 (概要は短くまとめる。Kindleでは自動で表示されるので必要ない)
- 理由 (理由が書いてあったほうがお客さまは購入しようと思いやすい)
- クロージング文章 (お客さまには「買ってください」や「手に取ってください」と言わなければ、中々購入してくれない)
- サービスの流れ (簡単な説明。Kindleでは必要ない)
- 注意事項 (注意事項があれば書く)
- 購入にあたってのお願い (クレームやトラブルケースを防ぐ)
最初の1行目が重要
最初の1行目で読者の第一印象が決まってしまう場合があります。最初の1行目の印象が悪ければ、次の行は読まれず購入する可能性がなくなるので重要です。読者に興味や関心を持ってもらえる文章を最初に置きましょう。
内容紹介はシンプルにする
内容紹介は、短くシンプルに書きましょう。内容紹介文は、本の内容を全部紹介するわけではなく、本の内容の詳細は本編にまかせて、要点だけを短く紹介します。
読者は、内容紹介があまりにも長いと途中で読むのをやめてしまい、違う本に興味が移ってしまう可能性が高くなります。また、情報があまりに多いと購入するかどうか早く判断したい読者も遠ざけてしまいます。
必ず見直してチェックする
内容紹介文に誤字・脱字、文法の間違いなどがあると、読者は本編でも同じ様な間違いがあるだろうと思ってしまい、購入する気がなくなってしまいます。
内容紹介文は、必ず見直してチェックするようにして、なるべく他の人にも読んでもらいダブルチェックすれば、販売数の減少を発売前に防げます。
CTAは必須
CTAとは「Call To Action」略で、お客さまに行動を促すことです。
読者は、時間や予算に限りがありながら、たくさんの本の中から読む本を探して内容紹介文を読んでいます。本を購入してもらいたければ、読者に「買ってください」や「手に取ってください」などの行動を促す言葉は必須です。
読者に、行動を促す言葉を呼びかけるだけで購入してくれる可能性は高まります。
売れている本の真似してみる
自分が出版する本と競合する本で、売れている本を数冊探して内容紹介文を読んで参考にしましょう。売れている本の内容紹介文を真似て、少し変えたりすることも一つの手です。
本の内容紹介文の参考例
ここからは、当社が出版した『集客・マーケティングの超基本講座』を例に解説していきます。この本は、500円で販売しています。
『集客・マーケティングの超基本講座』は、分かりやすい、というのを全面的に出してお客さまに魅力を伝えています。表紙は3000円くらいでココナラを利用して外注しました。
当社では、Udemyで使った文章をココナラで使ったり、ココナラで使った文章をUdemyやKindleで使ったりしています。それぞれ細かいところを変えたりしていますけど、基本の構成は全部同じです。
Kindleの場合は本っぽく変えるだけです。目次を付けたりプロフィールを入れたりするだけで全然売れるので、基本的にココナラやUdemyと一緒です。
販売ページは、最初に『プレゼントを用意しました』という一番強力な内容を出しています。最初の1行目で読者に興味や関心を持ってもらい、限定性にして購入を促しています。
次に、『ぜひお受け取りください』と読者に行動を促しています。
内容紹介は、短く簡潔に書いています。
内容紹介にプラスして、この本を出す理由を含め作者の伝えたいことが書いてあります。
次にターゲットの説明です。まずは、クレームやトラブル回避で買ってもらいたくない人を提示しています。
買ってもらいたいターゲットの人を説明することで、こういう人は買ってくださいと、読者に行動を後押ししています。
次に目次です。
続いて著者、最後に本の概要です。
魅力的なAmazon販売ページを作ろう
今回の記事は以上です。
Kindle本の内容紹介は、Amazon販売ページに表示されます。読者は、表紙と販売ページを見て購入を判断するので、魅力的な販売ページを作る必要があります。
販売ページでは、構成を組み、本の内容紹介は短くシンプルに伝えて、読者の興味や関心を引く文章を入れましょう。また、必ず見直して文字や文法の間違いがないかチェックすることも重要です。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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