無料コンテンツの種類と特徴
こんにちは、みょうじんです。このレクチャーでは、無料コンテンツの種類と特徴について解説します。
無料コンテンツには、さまざまな種類があり、特徴があります。戦略的に無料コンテンツを発信するなら、それぞれの特徴を理解しなくてはいけません。また、最大の効果を得るためには、いくつかの無料コンテンツで発信する必要があります。人それぞれ、得意不得意があるので、まずは自分にどの無料コンテンツが合うのか決めましょう。
決めた無料コンテンツを中心にして広げていき、お客様の状態に合わせて対応していくと集客しやすくなります。このパートで、無料コンテンツの種類と特徴を理解でき、作りやすくできるように解説していきます。それでは、さっそくはじめましょう。
6つのパラメーターの説明
メディアにはパラメーターが存在します。知らなかった人もたくさんいるかと思いますが、オンラインビジネスで成功する人は、頭の中でなんとなく知っている人もいます。とはいえ、できる人の頭の中にだけあったのでは、一部の人しか成功に向かわないし、再現性もありません。
なので、僕はあらゆるメディアを研究し、誰が見ても分かるように6つのパラメーターを数値化してみました。パラメーターには、6つの値があり、それぞれ解説していきます。
①認知
このメディアを使用すると、どれだけお客様に知ってもらえるかを数値であらわしています。例えば、実店舗の場合、大きな駅の前に出店したらお客様に知れ渡るのも早いですが、山の中に出店したら一部の人以外はほとんどのお客様は知らないままかもしれません。
メディアにも同じように、お客様が知りやすいものと知りにくいものがあります。低いものは知られる可能性が低く、高いものは知られる可能性が高いといったイメージで覚えてください。
②教育
このメディアを使用するとどれだけお客様を教育できるかを数値であらわしています。お客様を教育するのは、お客様に正しい知識をつけてもらい、きちんと判断してもらうためです。教育をしないとどうなるでしょうか。
あなたやあなたの商品のことをあまり知らずに購入してしまい、クレームを受けたり、レビュー評価が低くなる可能性が高くなります。お客様が損をしないように、購入前にいろいろと教えてあげることが大切です。
③販売
販売とは、販売力のことです。このメディアでは、どのくらいの販売力があるか数値であらわしています。あなたが販売する商品がいくら良い商品でも、いくら知れ渡っていても、販売力がなければ売れません。
以前、僕たちは集客と教育さえ出来ていれば、勝手に売れると思い込んで販売のところにはあまり力を入れていませんでしたが、大きな間違いでした。無料有料とわずコンテンツは、商品である以上販売力が大事になってきます。まずは、認知と教育と販売の数値についてどれが高くて低いのか知ったうえで、メディアを選ぶことが基本です。
④流動性(フロー)
流動性は、お客様やコンテンツの流れやすさを数値であらわしています。流動性が高いと入ってくる量が多くなりますが、出ていく量も多くなります。高いものほど、初速の効果が出る速度は早いので、比較的初心者でも結果は出やすいですが、日々コンテンツを流し続ける必要があるので、作業量は必然的に増えます。
⑤資産性(ストック)
資産性は、お客様やコンテンツのたまりやすさを数値であらわしています。つまり、資産性が高いものほど、やればやるほど作業の工数は減っていく傾向にあります。
とはいえ、投資や家づくりと一緒で短期間でできるものではありません。ある程度、忍耐と時間が必要になります。なお、流動性とは反比例しています。資産性が高ければ流動性が低く資産性が低ければ流動性が高くなります。
⑥成長速度
メディアが育つスピード感を数値であらわしています。メディアの成長が早ければ集客が早めにできますが、少なかったり一度きりで終わりだったりします。メディアの成長が遅ければ、集客できるまでに時間がかかりますが、多く獲得することができ、複数回獲得できます。
流動性・資産性・成長速度は相関関係があり、メディアの成長が早ければ流動性が高くなり、メディアの成長が遅ければ資産性が高くなります。例えば、一刻も早く集客して売り上げが欲しい場合は、認知度・成長速度・流動性が高いメディアを選び、じっくり時間をかけて大きく狙うなら、認知度や成長速度は遅く資産性の高いメディアを選びます。
このあと、それぞれのメディアごとに解説しますので6つのパラメーターを参考にして自分に合うメディアを選んでみましょう。
ツイッターは、認知度が高めで成長速度が早く、流動性が非常に高いです。資産性はなく、教育はちょっとだけできますが、販売には向きません。ツイッターは国内で4500万人以上が使用し、ツイートが他のメディアでニュースになることも多く、認知されやすいメディアです。ツイートは、140文字しかできないので、教育はあまりできません。
ツイッターで販売しても教育があまりできずに、販売能力もないためあまり売れません。ただ、流動性が高いので人がいっぱい入ってきやすく成長速度が早いので人を集めやすいです。ツイッターを入口にして教育や資産性の高いメディアと組み合わせて使用することがおすすめです。
ツイッターの弱点は、投稿を継続的にしなければどんどんフォロワーがいなくなっていくことです。継続的に投稿できない人は、外注や代行を利用するのもアリです。費用もあまりかけなくてもできます。ビジネス経験なし、実績なし、お金なし、人脈なし、というほんとに0の状態からでもやり方次第で集客まで持っていけるのがTwitterです。
僕もTwitterからビジネスの土台を作ってきました。140文字といった短文で、発信することで短く、分かりやすく伝えるといった、文章力の基礎も身に付きます。最初にお客様が欲しい場合はツイッターを使いましょう。
インスタグラム
インスタは、ツイッターと比べるとリツイート機能がないため、情報が広がらず多少認知度が落ちます。とはいえ、インスタは画像中心なので文字を読まない方にも情報が伝わり、ツイッターよりも教育できます。
販売力はショッピング機能が使用できるようになり、ツイッターよりも上ですがまだまだ、そこまで高くはありません。流動性はツイッターよりも低く資産性が高くなります。なぜかというと、インスタは、プロフィールのところに自分の投稿がたまっていき情報があまり流れなくなります。
日本人が良く使うSNSの中ではかなり資産性が高いです。海外ではピンタレストなども画像系SNSなので似たような属性を持っていますが、日本だとあまりなじみがありませんね。成長速度はツイッターよりは落ちますが、それでも比較的早い部類です。
文字よりも画像で勝負したい人や文字を打ったり文章を考えたりすることが苦手な人はツイッターよりもインスタがよいでしょう。インスタグラムも単体で使うというより弱い部分の教育や販売、資産性を補えるメディアと組み合わせることがおすすめです。
フェイスブックはツイッターに近く流動性の高いメディアです。ただ、認知度はツイッターやインスタグラムよりも低くなります。フェイスブックは実際の店舗が使用していることが多く、もうすでに知っている人が見てくれます。全く知らない人がいきなりあなたのコンテンツをフェイスブックで見る可能性はほとんどありません。実名で使用するSNSですので、友達や、友達の友達みたいにつながりがある人同士で使用するケースが多いです。
ツイッターと比較したときにフェイスブックは、長文やライブ動画も投稿できるので、ツイッターよりも教育の面ではやりやすいです。販売は、低めの数値ですが今後伸びていく可能性はあります。流動性は高く、ライブ動画など投稿すれば見てくれる人も多くなる可能性もありますが、投稿数が多く早く流れていきます。
資産性はツイッターよりもやや高めです。成長速度は、ツイッターやインスタグラムはやや遅めです。フェイスブックは単体での使用や中心にするよりも他メディアのサポートにすることをおすすめします。ブログや他のメディアで動画を公開したものをフェイスブックでも投稿するといった運用の仕方がベストです。
YouTube
ユーチューブは、有名なユーチューバーもたくさんいて認知度が高そうですが、実は認知度の低いコンテンツです。よく考えればあたりまえのことなのですが、自分でやると頭から忘れがちなので説明すると、世界中のたくさんの人が投稿している中で有名人でもなく宣伝もなしに投稿しても誰も見てくれません。素人がいきなり、最初のうちから集客するのは極めて困難な媒体です。
他のメディアと違い、ユーチューブは映像コンテンツですので文字だけよりも情報が伝わり教育に向いています。ユーチューブには販売する機能はなく、販売できません。スーパーチャットや会員性機能などもあるので、全く販売機能がない。というと語弊がありそうですが、こちらの機能は、ビジネスでの集客というよりインフルエンサーマーケティングに近い性質なのと、初心者がいきなりやれるような手法ではないという判断し、パラメーターは低く設定してあります。
エンタメやゲームなどだったら、他の人の関連動画から流入がくるので流動性もあるのですが、特定の業種の仕事について発信するとそもそも見ている人の分母が少ないので、流動性は落ちます。集客に使うのなら、○○やってみた。などでバズっても見てる人はお客さんにはならないため無意味です。
以前、ライフコーチをしている女性起業家さんのYouTubeを見たら、激辛料理を食べてヒーヒー涙を流しながら食べている動画を見ましたが、お客さんの立場でその動画をみたらどう思いますか?見ていて面白いとは思っても、この人に相談しようとは思いませんよね。
そのことを踏まえると、あまり流動的ではないので入ってくる人は少ないのですがファンになれば継続的に見てくれます。成長速度は遅いです。技術がある人でも6か月通常は1年から2年は投稿を続けて成長させる必要があります。
動画コンテンツを積み重ねていけるので資産性は高いです。動画コンテンツを積み重ねて成長させていけばファンも増え認知度や教育が7くらいに上がり長い目でみるととてもおすすめです。
最初は他のメディアを中心にしてユーチューブはゆっくり育てればのちに集客しやすくなります。僕自身その戦略を組んでいって現在ではYouTubeからお客さんが来るようにもなりましたし、ほかのメディアからYouTubeを見てくれることで商品の購入、有料のオンライン講座への参加率も増えています。
ブログ
ブログは認知度が低く集客には向きません。いやいや、そんなことないでしょ?という声が聞こえてきそうですが、インターネットの世界にどれだけのブログやウェブサイトがあるか知っていますか?世界のウェブサイトの数はおよそ17億あるそうです。Amazon、apple、日本なら楽天、ヤフーなどそういった大御所もいる中でいきなり僕たちがブログを立ち上げてもサハラ砂漠で一粒の砂が増えた位の誰の目に見ても分からないインパクトでしょう。
特に、ここでは立ち上げ当初のパラメーターを出しているのでやはりその観点からみると認知度は低いと言わざるを得ません。ですが、ブログは長文や動画が可能ですので教育にはかなり向いてます。
ブログでは、販売機能を設置して商品やサービスを販売することができます。僕のお客さんなどでもSNSで集客して、ブログで販売している人も沢山います。流動性の面では認知度が低いので、なんの知名度もない人が立ち上げても低く入ってくる人は少なくなります。
とはいえ、ブログは記事を積み重ねていくことができ資産性が高いです。ユーチューブと同じく、ブログも記事を積み重ねていけば、認知度が上がり教育もさらにしやすくなります。成長速度は遅くどんなことをしても6か月は必要で通常は1年半から2年かかる可能性があります。
アメブロでも他の無料ブログでもワードプレスでもどれで作っても集客するまでには一定以上時間がかかります。例外として、有名人ならば短期間で集客できることもあります。ですが、僕の講座を見ている人のほとんどは違いますよね。なので、一般人では認知度がないので集客できるまで時間が必要です。
長期間かけて集客を目指すなら教育や販売もできる良いメディアです。認知度の高いメディアと組み合わせることがおすすめです。
LINE公式アカウント
ライン公式アカウントはビジネス用で作るラインのアカウントです。ライン公式アカウント単体では認知度はまったくありません。なぜなら、QRコードや友達のメールアドレスや電話番号がなければ登録できないからです。
ライン自体では集客不可能です。認知度のあるメディアからライン登録してもらうしかありません。認知度がないので流動性もありません。お客様がブロックしない限り配信されるので情報は流れません。
ライン登録してくれるお客様は、SNSのフォロワーやYouTubeの登録者と違い、登録するまでにある程度お客さんがアクションを起こさないと登録まで行きつきません。つまり、あなたの商品やサービスに関心のある購入する見込みが多少はあるお客様です。
登録者数が増えれば何か商品の告知や企画物、キャンペーンをする際、その人たちに一気に告知できます。なので、登録者が増えれば増えるほど資産性も伸びていきます。認知度や流動性が低いので他のメディアで補わなければならず成長速度はほかのメディアに依存していく形になります。
教育や販売は高いので、ビジネス初心者の人なら認知度や流動性の高いツイッターやインスタグラムと組み合わせることがおすすめです。
メルマガ
メルマガは、メールで定期的に情報を配信するメールマガジンのことです。メルマガも公式ラインアカウントと同じく、メールアドレスがなければ配信できないので認知度はありません。他のメディアでメールアドレスを登録してもらわなければいけません。
お客様の方からメールアドレスを登録してもらうので多少でも興味を持ってもらっている人になりメルマガ解除しない限りは配信され続けるため、流動性は少ないです。メルマガは設置でき、ブログと一緒で書けば書くほど貯まるので、資産性は高いです。
企業や個人でも長い人だと毎日投稿しなくても、2日に1回、1週間に1回など1年間定期的に配信がつづいていくパターンも多いです。有益な情報や読者を楽しませる配信を長く続けることで、それだけ多くの教育をすることができ販売につながりやすくなるおすすめのメディアです。
メールはもうあまり使用されてないとも言われますが、だからこそ逆にメール登録してくれたお客様は読んでくれる可能性が高いのです。公式ラインアカウントよりも資産性が高いのはメール自体はこの先も変わらぬままビジネスに利用されていく可能性が高いからです。
ラインは、利用されている地域も日本だけですし、1企業の運営しているアプリなので時代が変われば他のアプリに変わることもあるかもしれません。それに、運営している会社のさじ加減1つでアカウントがある日突然消されることもあります。
どのメディアを利用するかは人それぞれ向き不向きもあるのでまず、自分の取り組みやすいのはどれか考え選びましょう。そして、選んだメディアの6つのパラメーターが大きくなるように他のメディアを組み合わせていきましょう。
さて、今回の内容は以上です。このレクチャーでは無料コンテンツの種類を認知・教育・販売流動性・資産性・成長速度の6つのパラメーターを使い特徴を解説してきました。是非、活用して自分が取り組みやすく効果の高いメディアの組み合わせで無料コンテンツを作っていきましょう。
それでは、次回のレクチャーでお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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