フェイスブック集客~プラスワンの応用編~
このパートではフェイスブック集客で他の人と差をつけるプラスワンテクニックをお伝えしていこうと思います。これまでの講座内容をふまえた応用編なので、もし不安があったら、前の記事も見返してみてくださいね。どの講座も最低3回、くり返し見ることで、内容が定着していきます。もちろん、なかなか頭に入ってこないパートはもっとたくさん見ていただいてもかまいません。
特に、実際にFacebookを運用し始めると「あれ?どうやればいいのかな」と迷うこともきっと出てくるはずです。そういったときに、この講座に立ち戻って基本から応用までしっかり復習すれば、着実な成果につながっていきますよ。今回ご紹介するプラスワンテクニックも、小手先ではなく、ちゃんとした原理原則を押さえた内容なので、しっかり学んで実践に活かしてくださいね。それでは、さっそくはじめましょう。
プロフィール画像とカバー写真を見直そう
フェイスブック集客の際に、まず気にしたいのは、ぱっとひと目見たときの印象作りです。人は、目から入る情報に大きく影響を受けています。たとえば対人コミュニケーションの分野でよく使われるメラビアンの法則という心理学の考え方があるのですが、言語情報と聴覚からの情報、そして視覚情報それぞれの印象がちぐはぐな場合、最も優先されるのは視覚情報なのです。
いくら有益な情報を発信していても、プロフィール画像やカバー画像の印象がズレていると、プロとして信用されません。プロフィール画像は、プロに撮ってもらった明るい印象の写真、もしくはブランディングとして、統一するなら似顔絵を使ってもいいですね。
フェイスブックでは使っていないのですが、僕がインスタのブランディングに使っている「みょうじん先生」もその一例です。いずれにしてもひと目見ただけで「あ、誰々さんだ」とすぐにわかるアイコンを用意しましょう。カバー画像はCanvaで簡単につくれますが、自分のブランディングとあった画像がいいですね。例えば女性向けの商品を展開しているなら、少し柔らかいイメージの色やモチーフを使いたいですしかっちりしたビジネスであれば、よりビジネス色の強いカバー画像でもよいでしょう。
なかにはキャッチコピーなどをうまく入れこんで、カバー画像構成を工夫している人もいます。海外の方の事例ですが、こちらの占星術師、Sal Jadeさんは「一番売れているサイキックとタロットのコースです」というコピーに加えて、くわしく見たい人はこちら、という矢印もカバー画像内に用意しています。
さりげなくお客様の目線を誘導するカバー画像のお手本といえるでしょう。自分じゃ上手く作れない!というひとは、ココナラやランサーズなどで「Facebook カバー画像」で調べてみると、だいたい3000円から高くても1万円くらいで作ってくれる人がたくさん見つかります。大体過去のサンプルも掲載されているのでその中からイメージに合う人を選んで依頼すると便利ですね。アイコンで似顔絵を使いたい人も同じく、ココナラやランサーズで探すと、お手頃価格で制作してもらえるのでおすすめです。
投稿写真を工夫しよう
フェイスブックの投稿反応率を上げるためには文章だけではなく、画像もうまく入れていく必要があります。でも、なんとなく写真を入れているだけでは、効果はあがりません。
- まず投稿内容と画像があっているか?
- そして写真全体の印象が悪くないか
チェックしてみましょう。
意外とありがちな失敗が、自宅やオフィスで自撮りした際に、周囲の物が片付け切れていないケースです。いくら本人が上品な格好をしていても、背景の印象から「この人はだらしないのかな?」と思われてしまうので、もったいないですね。あとは、写真の印象をアップするために、加工アプリもうまく使いましょう。明るさ加工だけでもしておくとだいぶ印象がかわります。投稿内容によっては、インスタと同じく画像に文字を入れこんでもいいですね。たとえばアンケートを目的とした投稿なら「教えて!」の一言を画像に入れるだけでも友達の目を引きます。
シェアばっかりになってませんか?
フェイスブック投稿を始めたばかりのころにありがちな失敗として、人の投稿シェアばかりで、自分自身の発信が少ないケースがあります。シェアは悪いことではありませんが、表示率は下がってしまいますし、なにより「あなたの発信」ではありません。
今一度思い返していただきたいのですが、フェイスブックをやる目的は集客ですよね。その目的を果たすためには、自分の専門性や商品のよさにつながる投稿をくり返して、ターゲットにアピールしていく必要があります。フェイスブックをやる目的は何なのか、誰に何を伝えて、どんな結果を出したいのか、もし投稿内容に迷ったら、ぜひフェイスブックを始めようと思った原点に立ち戻ってくださいね。
動画も取り入れてみよう
フェイスブックでは動画の評価が高いですよ、とお伝えしても、やっぱり動画のハードルは高いと感じる人が多いようです。特にフェイスブックライブは、自分が顔出しして、いろいろなことを話さなくてはならないのでちょっと勇気がいりますよね。いきなりライブは大変だと思うので、まずはスマホカメラで自己紹介動画を撮って公開してみるのも一つの方法です。
ある程度運用している人でも、最近の近況を交えて、「改めての自己紹介」というかたちで動画を公開すれば、友達が見てくれます。仮に動画の反応が思ったほどなかったとしてもあなたが失うものは何もありません。むしろチャレンジできた、という経験値が積み上がるので大きなメリットですよね。
顔出しをしたくない人は、たとえばスマホの動画アプリやパワーポイントの動画機能を使って、簡単動画にチャレンジしてみてもいいでしょう。まずはクオリティを求めずにやってみること。挑戦しなければ、何も始まりません。僕も始める前は、ほとんど動画編集なんてしたことがありませんでしたが、やっていくうちに、テクニックも磨かれますし色々工夫しがいがあって楽しいです。まずは1回でもチャレンジ出来た方はぜひコメントで報告してもらえたら、とてもうれしいです。もちろん質問も気軽に書き込んでくださいね。
集客の導線を作ろう
集客の基本は、お客様を迷わせないことです。フェイスブックの投稿をみて、あなたの商品に興味をもったお客様がたとえば問い合わせをしたり、具体的に申し込んだりするための入り口をちゃんと用意していますか?問い合わせや申込みの窓口ページのURLはちゃんと投稿にひもづけて、発信していますか?当たり前のように思われるかも知れませんが、こういった動線をわかりやすく表示していないせいで「いい商品みたいだけど、どこに問い合わせればいいかよくわからないから、また今度でいいや」とお客様に思われてしまっているケースは本当に多いのです。
しかも、この場合の「また今度」というお客様はほとんどの場合、もう戻ってきません。そんな残念な事態を防ぐためにも、ランディングページでもLINE公式でもいいので、お客様が投稿から次のアクションを起こせるようにあらかじめ動線を組み立てておきましょう。さて、今回の講座は以上です。このレクチャーでお伝えしたプラスワンテクニックを活用してあなたのFacebook集客をぜひパワーアップさせてくださいね。それでは、次回のレクチャーでお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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