フェイスブック集客がおすすめな理由7選

 フェイスブック集客を僕がおすすめする理由について、より具体的にお話ししていきます。あまりくわしく話しすぎると、それこそエンゲージ率だとか、広告の経費計算だとか、どう考えても初心者の方を逆に混乱させてしまう内容になってしまうので、今回はポイントをしぼって特に押さえておきたい機能を7つご紹介していきたいと思います。

フェイスブック集客で押さえておきたい機能

今回紹介する機能の内容を、あらかじめ箇条書きで軽くお伝えしておくと

①インスタグラムとの連携

②SEOに強いからGoogle対策も可能

③顧客とのコミュニケーションに使える

④シェア機能をフル活用すべし

⑤イベント機能が優秀

⑥コミュニティ機能をうまく取り入れよう

⑦Facebook広告でコスパよく集客しよう

となっています。ではさっそく見ていきましょう。

①インスタグラムとの連携

 さまざまなSNSをやったほうがいいといわれても、その分運用の手間が増えてしまうもの。「ぶっちゃけ面倒」と思われる人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのがインスタグラムとFacebookの連携です。どちらも運営母体が同じなので連携の手続きはかんたん。しかも集客にも大きな効果が見込めます。

 インスタグラムの場合、投稿をタップすると商品情報が表示されてそのまま購入できるサイトへとお客様を誘導できる「ショッピング機能」が搭載されています。FacebookとInstagramを連携しておくと、このショッピング機能に使う商品の管理や追加削除といった管理も全てFacebook上で行えるようになります。インスタとFacebook、2つのSNSにワンタッチで同時投稿できるため、それぞれのユーザーにアプローチできます。

ご覧の通り、Facebookは特に10代のユーザーが極めて少なく、逆に30~40代のビジネスマン層が多いので、10~20代が強いインスタグラムと互いに補いあうことができます。

フェイスブックの利用者数と利用率
インスタグラムの利用者数と利用率

 ちなみにインスタで広告を出す場合も、Facebookとの連携は必須です。相乗効果で認知が高まり、フォロワーも増やしやすくなるので、もしインスタかFacebookどちらかをやっていたら今すぐ連携しましょう!

引用元:https://grove.tokyo/media/g0113/

インスタからでもFacebookからでも、どちらでも連携は可能ですが、今回はFacebookからの連携の仕方をご紹介しますね。

①まず、連携したいFacebookページを開いて右上にある「設定」をクリックしましょう。

左側に設定できるメニューが表示されるので「Instagram」を選択します。

②「まずはInstagramアカウントを追加してください」という表示が出ますので、「ログイン」をクリックしてユーザーネームとパスワードを入力。ログインすれば連携完了です。

②SEOに強いからGoogle対策も可能

 Facebookアカウントの中でも特にFacebookページはSEOに強いという特徴があります。一つ一つの投稿が検索の対象になるため、新商品のリリースやイベントの開催案内などWeb上に残したい内容の発信ならぜひ積極的に使いたいですね。ただ、一つ注意したいのが

「いいねやシェアがどれだけ多くてもそれ自体にSEOを高める効果はない」

ということです。

 どういうことかというと、たとえばいいねが1件しかついていない投稿といいねが100件ついている投稿。この2つの数字を比べると、なんとなくGoogle検索でもいいねが多いほうが表示が上がりそうな感じがしませんか?

残念ながら答えはノーです。

ただし、いいねが100件ついているということは少なくとも100人以上のユーザーが見てくれているわけですね。

そのため、投稿内で自社サイトのURLを紹介しておくと

① Facebookページから自社サイトへのトラフィック(アクセス数)が増える

② 被リンク元が増える(読者が自分のサイトやブログで紹介してくれる)

③ Googleがサイトを高く評価する

④ 目標キーワードの検索順位が底上げされてGoogleで上位表示されるようになる

このような流れで間接的にSEO効果が高まります。

 この手法はFacebookページで行うと効果的です。個人アカウントだと実はアルゴリズム上表示率に影響があるので、くわしくは後のパートでお話しますが、個人ページでやるときは投稿内にはURLを入れずにコメントで挿入すること!

というのを覚えておいて下さいね。

特にFacebookページの投稿がバズると、このSEO効果が大きくなるのですが、そのためにも日頃からきちんと読者に役立つ更新を続けていく必要がありますね。

③顧客とのコミュニケーションに使える

 Facebookは顧客との相互コミュニケーションが取りやすいSNSです。もともとユーザー同士が実名登録でつながりあうというコンセプトなので、互いにコメントし合う文化がもともとの土台にあるんですね。ときには変なコメントがまぎれることもありますが、割合が少なめです。また、不適切なコメントだけを非表示にする機能もあります。

 全員に見えるところでコメントをするのはちょっと…という人は、Facebookメッセンジャーを使って相手と直接やり取りできます。以前からよく使われている手法としてたとえば

「フェイスブックだけで1万人集めた秘密を知りたい人はいますか?」

といった投稿をして、いいねやコメントをくれた人に対して個別でアプローチしていくなんてやり方があります。

 若干使い古されてきたところはありますが特に、テストマーケティング的に無料、あるいは格安の商品を展開するなら今でも有効な方法なので覚えておいても損はありません。ただし、自分の専門性を日頃からしっかり投稿で伝えていないとこのやり方をやったところで反応がほとんど期待できないので注意して下さいね。

④シェア機能をフル活用すべし

 フェイスブックは拡散力が弱いSNSですが、だからこそ「知り合いからの紹介」や「知人のおすすめ」が効果を発揮します。知り合いがシェアしているだけで、普段は読まないような内容だとしても「読むだけ読んでみようかな?」と思えるものですよね。僕だって、妻から「これ見て」って投稿を紹介されたら、たとえ興味のない内容でも必ず読んでしまうと思います。そして、そういう時に限って投稿の内容に刺激を受けて、何かしらのアクションにつながることもあるんですよね。だからこそ、Facebookを利用するならいかにシェアを起こさせるか、が大切です。

たとえば投稿の中に

「※シェア歓迎です。」

といった文言を入れるだけでも違いますし、無料プレゼントの配布などであればシェアを条件にしておくという方法もあります。あとは、自分のブランディングを壊さない範囲で、いいと思った投稿をシェアしてあげるのも意外と有効です。

「してもらった人に返したくなる」という返報性の法則が働くんですね。

 とはいえ、あからさまなシェア狙いの投稿は読み手にとって気持ちいいものではありません。「シェアしたくなるくらい顧客に役立つこと」を定期的に発信していくのが、基本のセオリーであり最も重要なポイントです。

⑤イベント機能が優秀

 他SNSよりもFacebookが集客で優れているなと感じる機能の一つが「イベント機能」です。イベントページを作成して、Facebook上で公開することで「企画したイベントを宣伝できる」という機能なのですが大きく分けて次のようなメリットがあります。

・Facebookページと個人アカウントの使い分けで呼びかけるターゲットを選べる
・定期イベントも作成できるため告知の手間が省ける
・メッセンジャーで参加者と個別にやりとりできる
・次に説明するグループ機能との相性がよい

 グループ機能については後で説明しますが、とにかくイベントをやる人なら、ぜひ活用したい機能です。リアルイベントはもちろんオンラインイベントでも使えますので、用途はさまざま。それこそ、企画もののLIVE配信の告知などもイベント機能でできてしまいます。

 イベントを立てる際には、左上の発見タブから「イベント」をクリックして、オンラインかオフラインかを選んだあと、次の必要項目を入力します。

①イベント写真またはイベント動画
②イベント名
③場所(オンラインなら、Facebookライブなど)
④イベント内容などの詳細情報
⑤適切なカテゴリを選択
⑥開催期間と頻度

なお、イベントを立てる時には公開・非公開の設定を選べますので、もしクローズドな企画をやりたいときは非公開を使いましょう。

⑥グループ機能をうまく取り入れよう

 フェイスブックには、メンバー同士が交流し合うコミュニティを作れるグループ機能があります。この機能で作れるグループは公開範囲に応じて、次の3種類に分かれます。

・全員から閲覧可能な「公開グループ」

・投稿がメンバーしか閲覧できない「非公開グループ」

・招待されないと存在もわからない「秘密のグループ」

使い分けとしては

・広く浅くメンバーを集めたいなら「公開」

・メンバーを厳選したいなら「非公開」

・有料コミュニティなど存在自体を外に出したくないなら「秘密」

という感じですね。

 ファイル・ドキュメント共有機能やアンケート機能なども充実しているため、有料のビジネスコミュニティなどもよくFacebookで展開されています。先ほどイベント機能と相性がよいとお話しましたが、たとえばセミナーの企画を立てたとして、そのアフターフォローや受講生限定の情報配信などを秘密のグループで行ってしまえば管理も簡単ですし、次の商品のオファーもしやすくなります。

 これから商品を作る段階の方は特に、コミュニティ機能をどう入れ込むか商品設計の時点で考えておくと、後がぐっと楽になります。既に商品がある人もコミュニティ機能を取り入れれば、今後の宣伝や商品開発に役立てられますFacebookグループぜひ活用して下さいね。

⑦Facebook広告でコスパよく集客しよう

 最後にご紹介するのがFacebook広告です。Facebook広告については、この運用方法を語りだすだけで、間違いなくユーデミー講座1本まるまるは最低必要なので、詳しい運用については今回は省こうと思います。色々コツはあるんですがある程度資金が出来たら、Facebook広告はやらない手はありません。

 なぜかというと、対象の属性を細かく絞ってアプローチしたいユーザーにだけ広告を展開できるので、とにかく低コストで効率がいいんです。実際、Facebook広告を活用している事例はたくさんあります。僕はしょっちゅう広告ライブラリを見ていますが、最近のキャッチコピーやビジュアルのトレンドがすべてわかる優れものです。Facebook運用に慣れてきたらぜひ広告にもより目を向けてみて下さいね。

投稿者プロフィール

アインライター部門
アインライター部門
一般社団法人アイン専属のライター部門です。

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