資金繰り改善!ファクタリングとは?その意味とサービス内容とは?
個人事業主で困ることは、クライアントの支払いサイクルに振り回されてしまい、資金繰りが安定せず業者への支払いが難しくなっていくことです。
運転資金をかなり豊富に持っているか、借り入れすれば大丈夫でしょうが大企業でもなければ多数の実績もない個人事業主では、資金力もなく実績もなければ簡単に借り入れもできません。
そこで、クライアントの支払いサイクルに関係なく自分が必要な時に現金を受け取れる、ファクタリングというサービスがあります。上手に活用すれば、資金繰りの悪化を防ぐことができます。
この記事は以下の方におすすめです。
- 起業初心者又は起業しようと思っている方
- 資金繰りにお悩みの個人事業主や中小企業
- フリーランスの方
- 1. そもそもファクタリングサービスとは?
- 1.1. ファクタリングとは?
- 1.2. ファクタリングと売掛債権担保融資
- 1.3. ファクタリングと給与ファクタリング
- 2. ファクタリングは買取型と保証型の2種類
- 2.1. 買取型ファクタリング
- 2.2. 保証型ファクタリング
- 3. 買取型ファクタリングには2種類の方法がある
- 4. ファクタリングを利用するメリット
- 5. ファクタリングを利用するデメリット
- 6. ファクタリングサービス会社の選び方
- 6.1. 手数料が低い会社を選ぶ
- 6.2. 即日資金が必要なら確認する
- 6.3. 信頼できるサービス会社を選ぶ
- 7. 個人事業主でファクタリングを利用するならNo.1が便利
- 8. 早期資金調達にはファクタリングを利用しよう
そもそもファクタリングサービスとは?
ファクタリングは、資金調達方法として注目されているサービスです。
民法の大改正が2020年4月に施行されたことによって、資金調達方法に変化があったことも注目される理由の一つです。
ファクタリングとは?
ファクタリングは、売掛金を債権として買取るサービスです。
手数料を支払うことで売掛金を即日現金化できるので、急に現金が必要な時や融資が受けられるか不安な時に便利です。
例えば、クライアントの支払いが月末締めの翌月末払いの場合、当月3日の取引代金が支払われるのは、約2ヶ月後になってしまいます。
入金されるまでに急に資金が必要になった場合、経営者ならば「売掛金が早期回収できたらすぐ支払えるのに」と思ってしまうことがありますが、ファクタリングを利用すると実現できます。
また、取引先の事情によって売掛金を回収するのが遅れたり不能になったりするリスクを減らす目的で、売掛金を早期現金化する保険の意味合いでファクタリングを利用する場合もあります。
ファクタリングと売掛債権担保融資
売掛債権から資金調達する方法として、売掛を担保にして融資してもらう方法があります。
単発ではなく継続する売掛債権が前提で、数か月分以上の継続を証明できる書類が必要です。
あくまでも融資ですので、ファクタリングと比べると必要書類が多く審査時間も長くなります。
債権譲渡登記することで、売掛先に安易に知られずに融資が受けられますが、個人事業主は利用不可です。
ファクタリングと給与ファクタリング
給与ファクタリングという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、ファクタリングとは全く別のサービスです。
ファクタリングは売掛債権を買取ることであり、給与ファクタリングは給与を担保にした融資です。
闇金業者が関わっていて多額の手数料を請求されるケースがあり注意が必要です。
福利厚生で、給料日前に給料の一部を支払うサービスをおこなう会社が増えているので、雇用先のサービスを利用する方が心配いりません。
ファクタリングは買取型と保証型の2種類
ファクタリングには、買取型と保証型の2種類あります。
買取型ファクタリング
- 売掛金を早期に現金化するファクタリング
- 売掛金をサービス会社に売却して手数料を引いた金額分受け取る
- 担保・保証人の必要がない
- 自社ではなく売掛先の信用力が審査では重要
保証型ファクタリング
- 資金調達ではなく売掛債権の保証が目的
- 信用力に不安のある会社の売掛債権の回収リスクを減らす
- 売掛金が回収不能になった場合保証会社が保証金を支払う
- 取引先の信用調査によって保証枠の金額が決定される
買取型ファクタリングには2種類の方法がある
買取型ファクタリングには、2社間と3社間の2種類の方法があります。
2社間とは、自社とファクタリングサービス会社の2社だけで契約することで、早期現金化したい場合や取引先に知られたくない場合に利用しますが手数料は高めの設定です。
手順は、自社がサービス会社に売掛債権を売却して現金が支払われます。
後に、取引先から自社に入金された売掛金をサービス会社に支払います。
3社間は、取引先を含めた3社で契約することでリスクが軽減され手数料が安いのですが、3社の合意が必要なため契約に時間がかかることと、取引先に対して不安感を与えてしまうことに注意が必要です。
手順は、3社合意後自社がサービス会社に売掛債権を売却して、現金が支払われます。
後に取引先がサービス会社に売掛金を支払います。
2社間 | 3社間 | |
現金化のスピード | 即日~ | 3日~ |
手数料 | 高い | 低い |
取引先への通知 | なし | あり |
取引先との関係性 | 変わらない | 悪化するおそれあり |
売掛金の回収 | 自社 | サービス会社 |
ファクタリングを利用するメリット
- 即日現金調達
審査が簡単にできるため、即日に現金を調達することが可能。 - 自社の財務状況はあまり関係ない
売掛債権は取引先の状況が重要で、自社が赤字で財務状況が悪化していてもファクタリングを利用できます。 - 信用情報機関は関係ない
融資ではないので、信用情報に影響することはありません。 - 売掛金の未回収を防げる
売掛金の回収リスクは、サービス会社に移るため貸倒リスクがなくなります。
ファクタリングを利用するデメリット
- 手数料の支払い
売掛金から手数料を引いた金額が入金されるので、手数料率を考慮して逆に資金繰りが悪化しないように注意する必要があります。 - 取引先との関係が悪化する
3社間ファクタリングは、取引先の合意が必要なため知られてしまい、自社の財務状況が悪化しているという疑念から関係性が悪化する可能性があります。
ファクタリングサービス会社の選び方
ファクタリングサービスは、様々な会社が参入していて条件もそれぞれ違います。
比較して慎重に決定することで、トラブルを未然に防げます。
手数料が低い会社を選ぶ
手数料は、サービス会社によって異なり2社間と3社間でも異なります。
2社間で5%~30%、3社間で1%~15%が相場です。
サービス会社によっては、手数料を低くしておいて事務経費などの名目で別に請求することがありますので、総額の手数料で比較して不審に思ったなら契約はしないようにしましょう。
即日資金が必要なら確認する
サービス会社によって入金スピードが違いますので、早急に現金が必要なら入金までの期間を確認してから契約しましょう。
信頼できるサービス会社を選ぶ
ファクタリングと見せかけて違法な金利で融資しようとする会社や、債権回収のリスクを負わずに回収遅延や回収不能時に請求してくる会社もあります。
必ずサービス会社の情報は調べて信頼性を確認し、疑問に思う部分に対してしっかり答えてくれるのか、細かい部分まで説明してくれるのか、対応をチェックして納得してから契約しましょう。
個人事業主でファクタリングを利用するならNo.1が便利
法人の取引のみ引き受けるサービス会社や、最低買取金額が50万円に設定している会社など、個人事業主がファクタリングを利用したくてもハードルが高過ぎてできない場合がよくあります。
しかし、No.1なら個人事業主でも柔軟に審査してくれ審査通過率が90%以上です。
しかも10万円から買取可能なので小規模事業の方でも安心です。
気になる部分は手数料ですが、業界最低水準の1%~15%と相場よりかなり低く、振込スピードも最短60分と驚きです。
そして、資金繰りのコンサルタントもしている会社ですので、資金繰り改善のアドバイスもしてくれ、個人事業主の方にはとても心強いパートナーになってくれるでしょう。
早期資金調達にはファクタリングを利用しよう
即日で現金が調達できるファクタリングは、資金繰りが厳しい時に便利です。
融資と違い信用情報に影響なく資金調達できることも魅力です。
個人事業主でも手数料が低く信頼して利用できるサービス会社もありますので、活用して資金繰りの不安を解消すれば本業に集中できて結果も出やすくなります。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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