集客の悩みを解決する心理術「ヒューリスティック」とは?

ヒューリスティックという言葉をご存じですか?

ヒューリスティックとは、何か物事を決める時に無意識のうちに使用している法則のことです。

今までの経験や先入観から物事を考えることを指し、計算から論理的な考え方に導く「アルゴリズム」の対義語でもあります。

簡単に言うと、難しい物事や質問に直面した時に自分の経験や先入観から答えを導き出すことを指します。

その一方で、経験や先入観というものは適切ではありますが、不完全でもあります。

つまり、自社の商品やサービスに対してお客さまから、「良い思い出」や「良い先入観」を持ってもらえるようにすることが、ヒューリスティックの鍵だと言えるでしょう。

そうは言っても何をしたらいいのか……

と、悩みますよね。

そこでこの記事はこんな方にオススメです。

  • 集客の悩みを解決するためにヒューリスティックを使ってみたい方
  • 心理術で本当に集客の悩みを解決できるのか不安な方
  • ヒューリスティックに興味はあるが集客に繋がるかお悩みの方

集客のお悩み解決!「ヒューリスティック」とは?

ヒューリスティックは大きく分けて4つに分類されます。

  1. 代表性ヒューリスティック
  2. 利用可能性ヒューリスティック
  3. 係留と調整ヒューリスティック
  4. シミュレーション・ヒューリスティック

この記事では主に2の利用可能性ヒューリスティックについて、説明していこうと思います。

利用可能性ヒューリスティックとは別名、想起ヒューリスティックとも言われます。

また、利用可能性ヒューリスティックは、日常生活で急いでいる時に利用されがちです。

急いでるときには何事にも労力をかけられないので、私たちは想起、すなわち思い出しやすい情報、簡単に入手できる情報を優先して判断してしまいます。

目まぐるしい日々を送る現代人にとって、利用可能性ヒューリスティックはストレスの低減にもつながります。

集客のお悩み解決!「利用可能性ヒューリスティック」の具体例

それでは、人はどんな時に利用可能性ヒューリスティックを利用しがちなのでしょうか?

1.よく利用するものや、目にするものに対して

  • いつも買っている調味料を毎回買う
  • どのメーカーの調味料にしようかという悩みに対して、よくCMで流れている商品を選ぶ

2.自分に関わる体験や、物事に対して

  • 自分の生年月日をパスワードに設定する
  • 周囲でコロナが流行っており、みんながマスクをしているので、自分もする。

3.衝撃的な出来事に対して

  • コロナが怖いので、繁華街は危険だと思い行かないようにする
  • 飛行機事故のニュースを見て、慌てて搭乗予定だった飛行機をキャンセルする。

4.具体性のあるものに対して

  • 美容院を選ぶ際に口コミを確認して、評価の良い所に行く
  • おススメのイタリアンを友人に尋ねる

利用可能性ヒューリスティックのメリット、デメリットとは?

集客においての利用可能性ヒューリスティックのメリットは、CMなどで繰り返し同じ商品を見ていると、単純接触効果が高まり、無意識のうちにそれを選んでしまうことです。そして、余程悪い商品でない限り次もまた同じ商品を手に取ってもらえます。

毎年の流行や環境にも影響されます。

今年に関して言えば、コロナから身を守るためマスクや消毒液などの売れ行きが伸びました。

また、オンライン集客をしている企業にとっては、口コミサイトでは、自社の評判を良く書いてもらえれば、より多くの集客につながります。

しかし、口コミが悪ければデメリットにつながることは言うまでもありません。

また、今年のように毎日メディアを通して、コロナの脅威に晒され続けると、繁華街や観光地の集客数が減り、あらゆる企業の悩みの種にもなってしまいます。

お悩み解決!利用可能性ヒューリスティックを集客に活用する方法3個

1.インパクトのある宣伝を意識する

人々の記憶に残りやすいインパクトのある宣伝を意識する。

例:耳に残るCMソングの作成、印象に残るチラシのキャッチコピーなど。※3※4

2.ネガティブな事例で畳みかける

人々の不安を煽る。

例:登山用品売り場で「普通の靴で雪山を登っていたら滑落してしまった」というストーリーの映像を見せる。※1※4

3.単純接触効果を狙う

日頃から繰り返し接触することで印象を良くする。

例:SNSを頻繁に更新する。1日1回メルマガを流す。※4

利用可能性ヒューリスティックで集客しよう!

このように利用可能性ヒューリスティックは、私たちの身近なものであるということがよくわかります。

皆さんもこんなことはありませんか?

なぜか口ずさんでしまうCMソング、印象的なチラシの文句、電気量販店などで必ずかかっている曲と独特の歌詞が耳から離れない……

その結果、なんとなくそこの商品を買ってしまう。

これらは全て利用可能性ヒューリスティックを利用したものです。

あなたの会社にも取り入れたら、集客数が伸びることは言うまでもありません。

どんどん利用可能性ヒューリスティックを使用していきましょう。

投稿者プロフィール

アイン 集客マーケティング
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集客マーケティングに関する記事を執筆

「月収1万ど素人占い師が瞬時に売れっ子占い師に生まれ変わる10の秘密」

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