9-4商品と見込み客リストのどっちが先?ビジネスを成功させる考え方
こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、商品と見込み客リスト、どっちを先に考えたほうが良いのか解説します。
皆様は、ビジネスをしようと思った時に何から手を付ければ良いのか分からなかった経験はありませんか?
「ある」と答えた人は多いのではないでしょうか。初めて自分でビジネスをする場合、分からないことはたくさんあると思います。そこで、また質問です。
皆様は、オンラインビジネスをする時に、商品を作ることと、見込み客リストを集めることでは、どちらを先に考えたほうが良いと思いますか?
今回の記事では、この質問の答えを解説していきます。当社の経験だけではなく、協業先の代表取締役さんの意見も参考にしながら解説していますので、皆様もぜひ参考にしてビジネスを成功に導いていきましょう。
- 1. 商品と見込み客リストの二つが大事
- 2. 商品と見込み客リストのどちらから考える?
- 2.1. 占い師さんは商品が先
- 2.2. 見込み客リストが先のパターン
- 2.3. 商品がなくて失敗してしまうパターン
- 3. ビジネスは何から手を付ければいいのか
- 3.1. まず自分の商品やサービスを確立させる
- 3.2. 次に見込み客リストを集める
- 4. 自分の商品やサービスを確立する意味を勘違いしない
- 4.1. 商品や技術を磨くことにそこまで労力をかけない
- 4.2. 1人で磨いてもそんなに上がらない
- 4.3. 中身がカラカラなのも良くない
- 5. リスト集めのタイミング
- 6. 占い師さんのオンラインビジネスの展開例
- 6.1. 売れている人の真似をして独自性を加える
- 6.2. プラスアルファを用意する
- 6.3. 差別化する
- 7. スモールビジネスで客数はそこまでいらない
- 8. 独自商品を作ったらすぐに見込み客リストを集めよう
商品と見込み客リストの二つが大事
なんで商品か見込み客リストかというのを考えたほうが良いのかと言うと、ビジネスで大事なのは商品と見込み客リストの二つが大事だからです。
まず商品がないと成り立ちませんし、リストもないと商売として駄目です。ケースバイケースで、商品が先にあるべきというケースもあれば、先にリストをバーッと集めてから商品を出すというパターンもあります。
ただ、どちらが先かとあえて言うなら、商品が先のほうが良いでしょう。集客や収益を上げたいとなると、別のことをやり始めてしまう人も多くいますが、商品と見込み客リストの二つが本当に大事なのです。
商品と見込み客リストのどちらから考える?
商品が先のほうが良いパターンと、リストが先のほうが良いパターンとはどういう状況なのか解説します。
占い師さんは商品が先
占い師さんの場合は、先に自分の商品やサービスがあった上で見込み客を集めたほうが良いでしょう。そもそもコンセプトがないとブランディングもずれてしまいます。発信もぶれてしまうので、コンテンツ、商品ありきです。
基本的なセオリーとしては先に商品です。商品がなければ、そもそも発信することもできません。
見込み客リストが先のパターン
見込み客リストが先のパターンとしては、Twitterで無差別にアマゾンギフト券などを配ってリストを一気に集めて、そこでアフィリエイトなどをリストに対してバーンと打って、一気に稼ぐという人のようなケースがあります。
商品がなくて失敗してしまうパターン
Twitterを見ていると商品がなくて、とりあえず発信だけバーッとして、フォロワーはいるんだけれども売るものがない人がいます。ブロガーに多いのですが、商品がなくて発信だけしているケースがすごく周りに多くあって、ビジネスのやり方としてはちょっと違うと思います。
実は、インフルエンサーでもフォロワー数はすごく多いのに全く稼げません、という人は結構います。商品がないのがまずくて、まずは商品を作らないと、リストを集めても意味がありません。いくらフォロワーを集めても、ただの自己満足で終わってしまいます。
ビジネスは何から手を付ければいいのか
ビジネスを始めて何から手を付けていいのか分からない人はすごく多いのですが、何から手を付ければ良いのか、もう少し具体的な例で解説します。
まず自分の商品やサービスを確立させる
まずは自分の商品、サービスを確定させましょう。マーケティングの話をすれば、フロントエンドとバックエンドで、低単価商品と高単価商品を最低でも2個作っておきます。
フロントエンド低単価で出して、高額な商品をバックエンドで持っておかないと後に収益が最大化しづらいので、両方作っておきましょう。
次に見込み客リストを集める
フロントエンド商品とバックエンド商品を作ったら、リストに関して最初は無料集客でかまいません。TwitterやInstagram、YouTube、最近ではTikTokもあります。後はブログやココナラ、Udemyなどの無料でできる媒体で、アクセスを集めて自分のホームページに流します。
当社の場合は、大体メルマガやLINEを間に入れていますが、占い師さんは直接ホームページの販売ページでも大丈夫です。占い師さんの場合は、水道屋さんや病院などのビジネスに近く、今すぐどうにかしたい、今すぐ話を聞いてほしい、という今すぐ客だからです。
自分の商品やサービスを確立する意味を勘違いしない
当社には、占い師さんから「自分の商品やサービスがないので、自分のスキルや術を磨き上げるために頑張っています。」というメールがよく来るんですが、自分の占術を1人で磨くことと、自分の商品・サービスを確立させることは、全然違います。
勘違いしてしまっていて、いつまでたっても売れない占い師さんをたくさん見かけます。
商品や技術を磨くことにそこまで労力をかけない
商品や技術を磨くことに時間と労力とエネルギーを使っているわけですが、数カ月で一気にバーンと伸びている人もいますから、そこまで労力をかけ続ける必要はありません。とはいえ、商品の中身も大事です。
今の時代は、良い商品なので売れるというより、結局は売り方が大事です。ある程度は中身も大事なんだけれども、あまりそこに時間をかけ過ぎるよりは他のことをやったほうが、正直もうかります。
1人で磨いてもそんなに上がらない
商品・サービスを1人で磨いていても、質はそんなに上がることはないでしょう。何事も実践しないと上手くなりません。スポーツも練習ばかりやっていても試合で勝てませんし、恋愛でも、いくら本を読んだとしても付き合えませんし、実際に販売しないと占いも売れません。
まずは1件というのが大事です。
中身がカラカラなのも良くない
占い師さんに限らず、最初は100円、1000円ですら売るのは怖いものです。けれども商品を売るのが怖いという人は自信がないので、ある程度はちゃんと中身を作ったほうが良いでしょう。
中身がカラカラでやってしまうのはよくありません。これでいけるな、というものができてから出すことが大事です。
情報発信ビジネスだと、中身もないのにもうけたいと言うのでカラッカラのものを作ってしまって、本当に売れないという人が結構多くいます。今の時代、お客さんは見破ってしまうので、価値提供が弱いと売れません。
リスト集めのタイミング
商品を先に作ってリストは後回しにしようという場合、リスト集めはどのタイミングで考えるのが良いかと言うと、同時進行する勢いでやったほうが良いでしょう。難しいのですが、完璧な商品ができるまで発信しないとなると、一生リストを取らずに終わってしまいます。
当社が占い師さん向けの講座を作る時も同時でした。Twitterのアカウントは5000人から7000人くらいいたのでノウハウはありましたが、占い師さんの見込み客リストと言うと、アカウントを作って1カ月でフォロワーを伸ばしながら商品も同時に作っていきました。
しかし、占い師さんの場合は基本的には商品があるはずですから、売れる商品のパッケージを考えるほうが先で、見込み客を集めるのが後でも大丈夫です。
占い師さんのオンラインビジネスの展開例
もし、当社が占い師としてオンラインビジネスをやっていく場合、どのように展開していくのか例として解説していきます。
売れている人の真似をして独自性を加える
たとえばココナラだったら、トップランカー1位から10位くらいまでを全部見て、なんで売れているのかを考えて、それぞれのサービスのいいところを抽出して、サービスとして独自性を加えます。たとえばタロット占いだったら、霊感とか何かです。
Twitterでアカウントを作って1からビジネスを展開していく場合も同じです。フォロワーが多い人の全部真似をして、独自性を加えていきます。人気がある人たち、有名な人たちは必ず共通点があるはずなので、見直して共通項を抜いていきます。
プラスアルファを用意する
真似するだけではなくて、プラスアルファを用意することも必要です。たとえば、持っているだけで波動が上がるカードみたいなものを売ったり、プレゼントしたりして、色々組み合わせながら販売します。
おまけで付ける場合もありますし、クロスセルと言って、ハンバーガーと一緒にポテトはいかがですか、みたいな感じで対面の時に案内して、単価を上げている占い師さんもいます。
差別化する
商品の中には、サポートとかお客さん対応もあります。商品の中身を磨くことももちろん大事ですが、1の質問に対して10返すようなサポートやフォローも大事ですし、独自性につながります。
商品はライバルと同じかもしれないけれども、輝いていると選ばれますし、リピーターも分かっています。ですから、独自性を出すのが難しい人は、サポートやフォローをちゃんとやるだけでも差別化できます。
スモールビジネスで客数はそこまでいらない
繁盛していると言うと、月に100人とか200人お客さんを集めていかなきゃいけないというイメージを持っている人も多いと思います。しかし、個人とか中小でやっていくのであれば、どのビジネスにおいても、実はお客さんの数はそんなにいりませんし、100人も200人もできません。
少数の高単価でやって締め切っているから行列があるように見えるだけです。リピーターが常に独占している状態なのです。
月に200万円くらい稼いでいる電話占い師さんがいますが、数字上は月間300〜400人くらい電話鑑定しています。だけど、同じ人から1日6回電話がかかってくることも結構あります。受付に入れないから行列ができているように見えてしまうだけです。
実際は本当のファンと言うか、お客さんの実数で言うと何百人もいるわけではありません。スマホゲームの課金に近く、ほとんどの人はそんなにお金を払わないけど、コアな人たちが1人で100万円払ってくれるという感じです。リストも無差別に集めて、なるべくファンを作る感じです。
占い師さんの場合は、リピーターが多いのでリストがそこまでいるわけではありません。単価ファーストの考え方が大事です。
独自商品を作ったらすぐに見込み客リストを集めよう
今回の記事は以上です。
商品と見込み客は、どちらもビジネスでとても大事です。まず、独自性のある商品を作ってから見込み客リストを集めましょう。ただし、商品や技術をあまりにも磨こうとしていると、いつまでもリストは取れないので、同時にやるくらいの気持ちで実践しましょう。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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