4-3ココナラで成功するためのリサーチ方法
こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、ココナラのリサーチ方法について解説していきます。
商品やサービスを販売するには、事前にお客さまのニーズがあるのかリサーチしなければいけません。自分がいくら良い商品やサービスを作っても、お客さまのニーズがないところで販売してしまうと全く売れないからです。
これは、ココナラで販売するときも同様です。ココナラが集客してくれたお客さまのニーズが分からなければ、ココナラで成功することはできません。
今回の記事では、当社で実際にリサーチしたものを例にしながら解説していきますので、参考にしながら皆様も実際にリサーチしてみましょう。
2つのリサーチ
ココナラのリサーチ方法としては、出品者リサーチとサービスリサーチがあります。
出品者リサーチ
出品者リサーチは、購入モードから自分に合うカテゴリーで見ていきます。占いなら、占いのカテゴリーから、売れている人と売れていない人を比べます。
サービスリサーチ
サービスリサーチの目的は、ニーズを探すことです。サービスリサーチの方法は、恋愛なら、恋愛のカテゴリーを検索して上位を見ていく方法と、キーワードから検索する方法があります。
カテゴリー検索とキーワード検索の2つの検索方法から、お客さまがいるのか、自分はどういうサービスを出せばいいのかを、とことん調べる作業が必要です。
ちなみにココナラでは、縁切りなどのネガティブワードは禁止になっています。ネガティブワードは、ココナラには向いていないということです。
ニーズリサーチの例①
まずは、例としてアカシックリーディングでリサーチします。
検索は、おすすめ順、新着、ランキング、お気に入り数順、初心者向けと、表示も変えられます。最初におすすめ順で出てくるので、お客さまはおすすめ順で開くということを見越して、見ていきます。
アカシックリーディングで、キーワード検索すると132件(2022年8月現在)です。市場として少なく、プラチナも5人のみです。販売件数もそこまで多くありません。
新規参入するには、厳しいと感じる数字です。一般生活をしていて、アカシックレコードの話を聞く機会もありませんし、専門的すぎます。
お客さまは占術をあまり気にしていない
お客さまからすれば占術が何かというよりも、何を解決するかのほうが大事です。ココナラのカテゴリーでサービスを探したときに、四柱推命や算命術が書かれていない時点で、お客さまにとっては悩みのカテゴリーのほうが大事だということが分かります。
なぜ、恋愛、結婚、人生・スピリチュアル、総合運などで書いてあるのか深掘りしてみましょう。お客さまが、恋愛、結婚、人生・スピリチュアル、総合運などから探すからです。みんな、タロット占いとかスピリチュアルリーディングとかでは探していないということです。
占い師さんやスピリチュアルの人たちに申し訳ないのですが、占術が何かというのは、お客さまにとってはどうでもいいことです。お客さまは何かに悩んでいて、その先生が何を解決してくれるかということが大事なので、方法にこだわっていません。
助けてくれれば何でもいいです、みたいに、わらにもすがりたい気持ちで来る人たちもいるので、何の術を使っているかはあまり本質的ではありません。
ニーズリサーチの例②
次の例は、占いから不倫・浮気で検索してみます。この分野で自分が販売する気持ちで見る場合は、タイトル・サブタイトル・実績を見ます。さらに、市場にどのくらいの需要があるのか、検索ワードの入れ方もチェックします。
検索結果は、820件(2022年8月現在)で霊視鑑定が多めです。
タイトルはお客さまに向けて考える
タイトルを見て気付くことは、売れている人はタイトルに術のことを入れていないことです。
お客さまは、占いで不倫と浮気について解決してほしい、という気持ちで探しています。検索している段階ではぼんやりとしているので、何で助けてほしいとかじゃなくて、わらにもすがりたい気持ちで相談をしたい人が多いでしょう。
また、イケボ・イケメン・美人などの占い師と、入れるのはやめましょう。不倫とか浮気ってことは誰か相手がいます。心に決めた相手がいるので、お客さまは占い師がイケボやイケメンかどうかはどうでもいいことです。
ニーズリサーチの例③
今度の例は、占いカテゴリーから浮気を検索してみます。
シルバー・ブロンズ・レギュラーの人でも、上位に入っている人もいるので割と戦える分野です。浮気専門というサービスがあまりないので、浮気特化で解決します、という感じで取りに行ってもいいかもしれません。
仮想敵を見つける
例えば、浮気に特化させて出す場合、まず検索で浮気専門の人や浮気専門に近い人、仮想敵を見つけます。
仮想敵を見つけたら、勝てるのかどうか、勝てなくても一部のお客さまを取れるかどうか考えます。仮想敵のお客さまが100人いた場合、そのうちの20人でも取れればある程度の売り上げになります。
仮想敵と全く同じことをしていてもお客さまはあまり取れないので、少しずらして考えていきます。
仮想敵のお客さまの枠が少なければ、自分の枠を広げて、仮想敵の枠が満杯のときにお客さまを流れてくるようにしたり、仮想敵が質問を2つしか受けないのなら、自分は3つまで受けるようにしたりすればどうだろうと考えていきます。
他にも、浮気の電話占い特化にしたらどうだろうなど考えてみて、仮想敵と戦えるか判断していきます。
順位を上げる視点を持つ
ココナラでリサーチする場合、最低でも10件は見てみましょう。
ココナラでは、最初の設定がおすすめ順にしてあるので、お客さまが見るのはおすすめ順が多いのですが、ランキング順で売れている順を見たい人や新着を見たい人もいます。自分が、どこの順位なら上げられそうか考えてみましょう。
ココナラがお客さんを集めてくれて、カテゴリー検索からお客さんが入ってくるので、自分のページをどれだけ順位を上げられるかという視点を持ったうえで、近い人をどう倒せるか、もしくは、少しでも自分にお客さんを引っ張れるか、というふうに見ながらリサーチすることが大事です。
お客さまとココナラのニーズに合わせる
お客さまのニーズに応えるのは大前提ですが、そのあとはプラットフォームに合うかどうかも考えなくてはいけません。お客さまがココナラに望んでいないものを、ココナラで販売しても売れません。
自分のこだわりよりも、ココナラのニーズに合わせることは大事なことです。合わせられないなら、別のプラットフォームを考えましょう。
また、売れている人はみんな術をメインに出していません。出していても、霊視やヒーリングくらいです。まず、不倫や縁結びなどのお客さまの悩みを左側に付け、それについて解決します、という出し方をしています。
これは、占いだけではなく全てに通ずることです。
おなかが減っているかどうか分からない人に、いきなりパンを差し出しても相手は困ってしまいます。おなかが減っているか聞いてから、減っていたらパンを差し出してあげれば相手も喜びます。
路上にいる人にいきなり、タロットカードで占いますと言っているようなものですので、売れません。皆様も、きちんとした会話になっているのか気を付けて考えましょう。検索キーワードは、実はテクニック論ではありません。
ニーズリサーチしてから出品するサービスを決めよう
今回の記事は以上です。
ココナラで、ニーズリサーチすることはとても重要です。まず、ニーズを探してからサービスを決めなければ、成功する可能性はほとんどありません。
ニーズリサーチしないということは、お客さまのことも、ココナラのことも考えずに、自分のことだけ考えて販売するということです。皆様は、ニーズリサーチして色々考えながら出品するサービスを決めていきましょう。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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