1-13 選んだ場所で販売できる商品やサービスを具体化していく方法
こんにちは、みょうじんです。今回の記事では、自分で選んだ土俵で販売できる商品やサービスを具体的に考えていく方法を解説していきます。
商品やサービスを販売できる場所はたくさんありますが、初心者には販売価格が設定できて集客もできるAmazon・ココナラ・Udemyが、始めやすくて簡単な場所です。場所を選んだら、販売できる商品やサービスを具体的に考えていきましょう。
今回は、Udemyで販売する商品を例にして解説していきますが、皆様も自分の土俵に置き換え参考にしながら、販売する商品やサービスを具体的に考えていきましょう。
販売できる商品やサービスを3つ考える
販売する場所を選んだら、販売できる商品を3つ考えます。1つだけでは市場やニーズがなく商品化に至らない場合があるので、3つくらい考えましょう。
販売価格も考えます。初心者が最初から何十万もする商品を販売するのは、販売する側も購入する側も怖いのでやめましょう。
初めは1万円くらいがよいでしょう。最初から1,000円で販売すると、その後も1,000円や2,000円で販売し続けなくてはいけなくなります。ただし、最初にココナラで販売するのであれば、星がたまるまでは1,000円や2,000円で販売することはよいことです。
マーケティング戦略でいうと、元値が1万円のものをサービス期間で1,000円や2,000円で販売するのはいいと思いますが、元から1,000円だと決めて販売するのはよくないことです。
1万円くらいの価格設定なら、どれを教えればいいかと考えながら3つくらいに絞ってください。
Udemyで販売する講座を作る参考例
ここからは、コンテンツ作りの参考例としてUdemyで販売する講座を1つ作っていく過程を解説していきます。
アイデアを書き出す
具体的に何を教えていくのかということを発見する「あなたが〇〇を始めた時にもっていたらよかったと思うものはありますか?」の質問から、答えを書き出します。
僕の場合〇〇には会社が当てはまり、会社を始めた時にもっていたらよかったと思うものは以下があります。
・SNSの知識
・オンライン外注のスキル
・業務テンプレート
そこに自分のやりたいことでもある「ビジネス未経験の人のためのお手伝い」を組み合わせると、まず「ビジネス未経験の人のためのSNS外注講座」ができます。
また、テンプレートは需要があるので、Udemyで出すなら講座かマニュアルのテンプレートです。Twitter外注化テンプレートに関しては、受講者さんへの特典にすると売れやすくできます。
アイデアを具体化する
ここで、講座のアイデアを具体的に考えていきます。SNS外注講座と言っても、SNSには様々な種類があるので絞ります。
Twitter・Instagram・Facebookの中で、自分が一番したくないのはFacebookですが、Facebookは外注しづらく需要も少なめですので、需要があるTwitter外注講座に絞ることにしました。
誰に向けた講座なのか考える
次に、誰に向けた講座なのか考えます。誰に向けたどのような商品・サービスなのかが特に大事ですので、できるだけわかりやすく具体的に絞ることが重要です。
「あなたのためのものですよ」と明確にすることが、個人レベルのビジネスにおいて売れるための絶対条件です。
Twitter外注講座は、具体的に30代で起業していてTwitterで集客をしているけれどTwitterが面倒だなと思っている人のための講座・テンプレートにしました。
曖昧さと広範囲は敵
商品やサービスを作るときは、ターゲットを絞り込まなくてはいけません。曖昧さと広範囲は敵です。あの人にも当たるかな、この人にも当たるかなとターゲットを広げすぎるのは駄目です。
ほとんどの人は、たくさんの人に当たるような商品やサービスを作りたいと思ってしまいます。結局、誰が買うんだろうと思うようなものになってしまいます。
特に始めたばかりで売れない時ほど不安になって、手を広げたくなります。絞りすぎたから怖いと思って、ターゲットや内容をぼかしてしまいます。しかし、その不安に負けてしまった途端にあなたが何をする人なのか分からなくなり、売れない地獄まっしぐらです。
ターゲットを広げすぎるのはNG
先程、講座の参考例で作ったTwitter外注講座は具体的にターゲットを絞りましたが、不安で手を広げてしまいターゲットを広げてSNS外注講座にしたとします。
そうすると、SNSにはTwitter以外にも、Instagramもありますし、Facebookやmixi・TikTokなど、範囲がとても広いので、Twitterで困っている人からするとピンときません。
さらに、SNSにすると企業向けにも思われます。中小企業向けなのかフリーランス向けのものなのか、それとも大企業向けのものなのか分からなくなります。
これが大企業のためのSNS外注マニュアルだと中身が全然違ってきます。大企業だと業種の幅も広いので、どの業種に向けた講座なのかも分かりません。
参考例で作った講座は、起業家の中でもオンラインビジネスに力を入れている人向けです。店舗ビジネスのTwitter外注化となると、また少し戦略が変わってきます。
商品のテーマを曖昧にしない
ターゲットや内容を絞っていかないと、商品説明のページやセールスレターが全く意味の分からないものになってしまいます。
商品のテーマが曖昧なものだと、外注してもいいものはできません。外注で高いお金を払ったのに、できあがったものがひどかった場合、依頼した人が全く書けないのが悪いと思ってしまう人もいるかもしれませんが、それは違います。曖昧なものを依頼したこちらが悪いのです。
曖昧なものにしてしまうと、外注で他の人にも依頼できないですし、自分で作っていても誰に向けたものなのか分からない、絶対に売れないものができあがってしまいます。
自分が曖昧なまま作っているのに、お客さんに伝わるわけがありません。要するに、曖昧にしたりターゲットの範囲を広げたりするのは誰にとっても良くないということです。
アイデアを具体化して売れる商品やサービスを作ろう
今回の記事は以上です。
商品やサービスは、具体的に考えターゲットを絞り込んでいきます。ターゲットを広げすぎたり、テーマを曖昧にしたりしてしまうと、お客様に伝わらずに売れません。
お客様に伝わりやすいように、誰に向けたどのような商品やサービスなのか、わかりやすく具体的に考えていきましょう。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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