1-8 アイデアやひらめきから具体的な種を発見する3つの質問
こんにちは、みょうじんです。今回の記事では、アイデアやひらめきから具体的に何を教えていくのかという種を発見する方法を解説していきます。
アイデアやひらめきは、今の自分だからこそ作り出せたものです。現在自分が持っているスキルを持っていなかった時代の自分では作れなかったものですので、今出てきた「種」やアイデアやひらめきは、その当時、自分が身に付けたかったスキルや能力の場合もあります。
僕は今までたくさんの人に集客の知識を教えてきましたが、その中で、昔の僕たちであればこれを教わりたかったと思うことや、このスキルを持っていたら良かったなと実感することってたくさんあります。それがコンテンツの「種」になることもあるのです。
アイデアやひらめきの中身、つまり具体的に何を教えていくのかということの「種」を見つける作業が必要です。
ここでは、3つの質問から今までの自分を振り返り、自身と向き合いながら答えていくことで種を発見していきます。僕自身も具体的に答えながら解説していきますので、是非皆様も参考にしながら自分の棚卸しをして種を発見していきましょう。
質問1:あなたが〇〇を始めた時にもっていたらよかったと思うもの
1つ目の質問は、「あなたが〇〇を始めた時にもっていたらよかったと思うものはありますか?」です。僕の場合、この〇〇に当てはまるのは設立会社のアインです。
僕はアインを始めた時、ライティングの基礎は身に付けておいた方がいいと思いました。そして、ツールの知識は今でこそ持っていますが、当時の僕が様々なツールの知識を持っていたら、もっと早く目標に到達できたと思います。さらに、外注のスキルもそうです。
また、人との出会いも答えになります。僕はアイデアが無限に出てくるので、それをきちんと順序立ててくれる人材を求めていました。僕は場当たり的に話すことが多いので、そのアイデアを体系化できる人材と出会いたかったのです。
この質問は意外と難しい質問ですが、ただこれがアイデアやひらめきの「種」になったりします。僕がほしかったライティングの基礎やオンラインツールの知識、アイディアを体系化できる人材についても、僕が教えている講座の中に全部入っているからです。
占い師であれば、占い師を始めた時に持っていたらよかったと思うものを書き出していただければ良いと思います。
ここから何が出来上がるのかというと、例えば占い師さん向けにこれから占術を教えていきたいと思った時、どのようなことを教えるかがきちんと体系化されていないので、中身が曖昧でフワっとしていることがよくあります。
何を教えたらいいか分からないけれど、教えたい気持ちもあるし、もし誰か教えてほしい人がいれば場当たり的に教えるといったような教え方です。
僕もそのように教えていたこともあるのですが、この質問の答えを書き出すことによって、昔自分が持っていなかったスキルやアイデアを今の自分は持っていて、さらに誰かに教えることができると理解できるわけです。
つまり、自分の棚卸しができてすぐに引き出せる状態になります。昔の自分をペルソナにすることにより、具体的に何をどのように教えればよいのか見つけることができます。
例えば、占い師も恋愛で困っている人や金運に困っている人に対して、今の自分だったらこうするなどと解決策も提示できると思います。ただ、きちんと自分の棚卸しをして書き出しておかないと、そのような体験談は話せません。
もちろん霊視で全て対応できる人は別ですが、霊視で占うとしても、具体的な話をする時に一般的なワードは必ず使うはずなので、その時の「種」、つまり会話術の「種」にもなります。
質問2:〇歳の時にあったらよかったと思うもの
次の質問は、「〇歳の時にあったらよかったと思うものはありますか?」です。これはビジネスなどを始めた時の年齢のことです。この質問の答えとしては、自分がほしかったスキル的な要素が当てはまります。
僕の質問の答えは、20歳の時にあったらよかったと思うものは物事をフラットに俯瞰で見る力です。様々な経験を通して自分を客観視できる力を身に付けることができたので、ビジネスを始めた頃の僕には、客観的な視線が必要だったのではないかと思います。
皆様も是非、3つの質問に答えるときに、自分を棚卸しして、そこから自分自身をフラットな状態で見るという体験をしてみてください。
そして、もう一つ20歳の時にあったらよかったと思うものがあります。当時の僕が知らなかったことで言うと、世の中には自分より遥かにすごい人たちもいるけれど、自分よりスキルを持っていない人もたくさんいるということはあまり知りませんでした。
世の中の幅の広さは20代の頃に知っておきたかったです。世の中には様々な人間がいるのだということに気がつくことは、とても大事なことです。ターゲットを絞るときのヒントになります。
これで1つのコンテンツができます。例えば人を導くための鑑定やセッションなどの講座を作りたいと思ったら、この経験を人に教えることができます。
まずは物事をフラットに見ようとか、世の中には様々な人がいるとか、人の話はきちんと聞こうということを教えていきます。占いにしてもコーチングしても、まずはこれを教えないと駄目です。
人から教わる姿勢がすごく大事だということを自分の経験に基づいた例え話を使って教えていくといいです。
分かっていても自分のこととなるときちんとできない人って意外に多いと思います。大人になっても分かっていない人も多いのではないでしょうか。また、人間の幅広さや俯瞰的な視線を知ることは、自ら知らない世界に飛び込んでみないとなかなか理解できないのではないかと思います。
質問3:普段どんなことにイライラするのか
最後は「普段どんなことにイライラしますか?」という質問です。普段から、不快に思っていることを挙げてください。
僕の答えは、誰でもできそうな雑務、ライティング、SNSの更新が嫌いです。ライティングは、1本300万のプロライターのような専門記事は書けませんが、ある程度のレベルのライターと同じくらいは書けると思っています。ただ、自分で書きたくはないです。
この質問に答えることで、イライラすることが分かると、コンテンツのアイディアが完成するときに、イライラすることを回避できるようになります。
このように棚卸して書き出すことが大事です。自分が欲しているもののヒントや、自分に合わないものや作業を回避するための判断材料にもなります。
自分の棚卸しを書き出していき種を発見しよう!
今回の記事は以上です。
今回の記事では、3つの質問に答えていくことで、アイデアやひらめきの中身、つまり具体的に何を教えていくのかということの「種」を見つけることができることを伝えました。
自分で自分自身の棚卸しをして書き出していく作業は、非常に大事なことです。是非、3つの質問の答えを書き出していき種を見つけ、商品やサービス作りに役立てていきましょう。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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