あなたのコンテンツを見てもらうためには②
集客するための無料コンテンツは問題に気づかせるコンテンツがベース
インターネットビジネスは、悩みを解決するビジネスがほとんどです。物販でも情報でも、お客様がお金を払うのは悩みを解決したいからです。集客するための無料コンテンツは、お客様に問題を気付かせてあげることが大切です。
いきなり商品やサービスを売り込んでも、お客様は嫌な顔をするだけです。お客様が無料コンテンツを見て、お客様自身がこれは自分の事だと気付くことが大事です。それには、お客様に対して助言やサポートをしてあげて、悩みを解決に向かわせる無料コンテンツを見せなければいけません。
ここで注意しなければいけないのが、悩みを解決するコンテンツには違いがあるということです。例えば、あなたが計算するためにエクセルを使い、わからないことがあったらグーグル検索して、ブログやYouTubeなどの無料コンテンツで解決方法を探すでしょう。
そして、無料コンテンツを見て問題が解決したら、そのコンテンツから離れもう戻ることはないでしょう。この場合、問題に対して答えが一つであり、誰が答えても一緒です。つまり、お客様の悩みを解決してあげても、その先のつながりがなく、集客できないのです。
その場限りで解決してしまう悩みの無料コンテンツでは、集客できません。仮に有料の本などだったとしても、1冊買えば済んでしまいますし、なにより、その人はエクセルの使い方だけ分かればいいだけなので、あなた自身に興味を持つことは限りなく少ないです。
次に、あなたが転職について悩んでいたとします。会社をやめた方が良いのか、そのまま頑張った方が良いのか、上司と話し合った方が良いのか、解決する方法にはさまざまなパターンがあり、相談する相手によっても答えが違うでしょう。
そして、相談者が違う場合も答えが変わってきます。年齢の違い、職業の違い、住んでいる場所の違い、既婚者なのか、そうでないのかなどで答えが違ってきます。集客するためには、さまざまな答えがある悩みに対して解決するための情報を提供する無料コンテンツを作る必要があります。
答えが一つしかない場合、誰が答えても同じ答えで差別化ができません。無料コンテンツを見て、すぐに自分で解決できる悩みにお客様はお金を払わないのです。
いきなり難しいことを言わない
そして、もう一つ大事なポイントがあります。悩みを解決する情報はお客様にわかりやすくしなければいけません。
例えば、このレクチャーは比較的、オンラインマーケティングの初心者向けにお話ししています。知っていることばかりだな、とかもっとマーケティングの用語とかを知りたいという人もいるかもしれません。
とはいえ、初心者の人にいきなりCVR、KPI、C4分析、など専門用語ばかり並べ立てて話したらどうでしょう。難しくしてしまうと、お客様は問題にも気付かなくなり、共感もできず、信頼することはなく離れていくでしょう。
なので、カンタンな内容や日常にあるたとえ話などを使って、できるだけ分かりやすく伝わるように僕としては意識しています。もし、あなたが今までブログ、SNS、YouTubeなどの無料コンテンツで発信を行っているのに、全く良い結果が出ていないと感じているなら、難しいことを言ってしまっている可能性があります。
シビアに言ってしまうと、お客様に合わせていないからです。あなたに思いやりがないのです。自分の持っている知識や情報を、お客様にわかりやすくきちんと伝えてこそ意味があり、お客様が信頼して後に購入につながります。
あなたのコンテンツは見られないという前提で作る
あなたは、これから無料コンテンツを作り、どんどん集客していくぞと思っているかもしれません。もうすでに、頭の中で商品やサービスが売れていくことを想像しているかもしれません。
そんなあなたに冷たい現実を知らせなくてはいけないのです。お客様は、あなたの作った無料コンテンツを見てはくれません。いやいや、そんなことないですよ。世の中には数人位見てくれる人がいるに決まっていると思った人もいるでしょう。
残念ながら、もう一度言います。お客様は、あなたの作った無料コンテンツを100%見てはくれません。やる気を失くさせる嫌な人だと思った人もいるかもしれませんが、無料コンテンツを作るときにこの意識を持っていなければ集客できないのです。
無料コンテンツを作ったからといって、そう簡単にお客様は見てくれるわけではないということです。それを前提にして考えながら、作っていくことが重要なのです。まずは、お客様がなぜ見てくれないのか考えてみましょう。
・ただ、単純に興味がないだけ
・求めている情報と違うから
・情報が溢れすぎて選ぶのが面倒
などの理由があると思います。
興味がないお客様に興味を持ってもらうことは、非常に難しいことです。一生懸命作ったりお金をかけて作ったりすれば、見てくれるはずだと思ってしまうのは勘違いなのです。
お客様に見てもらうには求めている情報を理解する
では、どうすればお客様が見てくれるようになるのでしょうか。それは、自分の作る無料コンテンツは、どんなに人に見てもらいたいのか明確にする必要があります。
ターゲットをしぼりこんで設定する、マーケティング用語でペルソナと言う作業が必要です。どんなお客様に見てもらいたいのか、かなり具体的に考えます。自分の想像だけでもかまいませんが、ターゲットが身近にいるのなら直接聞いてみたり、ターゲットがいそうな場所に行ってみたり、ターゲットが相談してそうなQ&Aサイトに行ってみたり、いろいろ方法があります。
もちろん、過去のお客様に似た人の設定でも良いでしょう。設定したら、そのお客様のことを理解していきましょう。お客様の何を理解すれば、良いのか?それは、お客様の求めていることと避けたいことです。
お客様は、これが欲しい誰みたくなりたいなどの、もっと今よりも良くなりたいと思う感情と、このままじゃ嫌だ、あんな風になりたくない、などの現状が不満で、どうにかしたいと思う感情を理解するのです。
普段からターゲットになりそうな人の話に耳をかたむけ、じっくりと観察しましょう。お客様のことが理解できたなら、お客様が求めている情報を発信すれば良いのです。自分の伝えたいことを発信するんじゃなくて、お客様が求めていることを発信します。
ここで、ターゲットの設定が具体的じゃなかったり、曖昧だったりするとずれてしまいます。最初に詳細なターゲットを設定するのは、かなり重要なことです。お客様が求めていることや避けたいことを理解して、解決できることを伝えてあげましょう。
投稿者プロフィール
- 一般社団法人アイン専属のライター部門です。
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